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2020年11月10日 (火)

和洋九段女子×かえつ有明 コラボセッション(01)共感的コミュニケーションのマインド空間

昨日夕刻2時間余り、和洋九段女子とかえつ有明の高校生12名と和洋九段女子の新井先生、かえつ有明の佐野先生、金井先生とZoomでコラボセッションする機会をいただきました。ありがとうございました。たまたま、3人の先生とは、PBL型授業とかアクティブラーニングの授業のワークショップなどを行ってきたし、HTHやピーター・センゲなどの思想やダライ・ラマの想いやマインドフルネスなど共通する体験やものの見方を持っていました。

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★SDGsをきっかけに、両校には、世界の痛みや人間関係の葛藤をどう解決するか思いを馳せ行動する高校生が拡大しています。ふと環境というところに目が向いているなあと。その目線をたどると、共通する視座は、ドネラ・メドウズのシステム思考ではないかと。ピーター・センゲの友人です。

★和洋九段女子は、女子校としてすでにSDGsの17のゴールの1つジェンダーの問題を体現しています。この持続可能性の発展という言葉もノルウェーの初の女性大統領ブルントラントがかかわってもいます。

★かえつ有明も女子校が共学校にシフトした学校です。そのシフトの段階で、女子校の役割、共学校の役割について多くの議論に時間が費やされています。

★学校での学びや生活は、日常であると同時に世界の問題を共有する文化でもあるというのは、両校とも共有しています。それでいて、当然違いもあります。コラボセッションを通して、ケミストリーが生まれるかもしれないという話になり、日ごろワークショップで対話している新井先生と佐野先生がプロデュース。

★1人ひとりが興味と関心や問題意識を開示しながら、互いにいろいろな想いいろいろなアイデア、いろいろな価値観があることをシェアする共感的コミュニケーションが広がりました。利他性や寛容の心の大切さが響き渡る言語空間がどんどん広がっていくのに驚き感動しました。

★Z世代のエンパシーとコンパッションの力は、確実に明日への希望の架け橋だと感じました。もちろん、Z世代すべてがそうなのではなく、両校の文化が生み出していることは言うまでもありません。(つづく)

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