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2020年10月 3日 (土)

聖学院インパクト(07)サイトが語るソフトパワーの拠点「教科学習」

★聖学院について、私は10年以上ずっと注目してきました。自称聖学院アンバサダー(汗)、いや応援団長かもしれません(おせっかい汗)。思考力入試やタイ研修、中高生の活躍、オンリーワン・フォー・アザーズ、初代校長石川角次郎のことなど、ホンマノオトで触れてきました。しかし、ブログは全貌が見えずらいですよね。ところが、最近同校のサイトがリニューアルされていて、全貌が明快・感銘・感動の三拍子揃った表現に変貌しているのです!必見です。

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★まず、トップページのヘッダーメニュー(本でいう章立て分類)を見て驚きです。「探究・PBL型教育」という名称が表示されているのです。他の学校ではまずない名称です。それだけ、聖学院は「探究・PBL教育」に力を入れているということの証です。

★みなさんは、まずここをクリックして入るといいなあと思います。そして、「グローバル教育」もいいですよね。次にここをクリックすることをお勧めします。驚くべき光景がそこには広がっています。

★しかしながら、私は「教科学習」のメニューを最初に選びました。だって、多くの学校は、「教育内容」というメニューの中に埋め込められるサブメニュー扱いなのに、ドーンと前面に「教科学習」がでてきています。しかも「教科教育」ではなく「教科学習」です。

★ちなみに「教科学習」を聖学院と同じように前面に打ち出しているのは筑駒です。同校では「教科」は教科書を超えた(範囲は国立なのではみ出さずに)エッセンスを学べる場です。そして、聖学院は、教科書を横断的につなぎながら深堀していく探究型教科学習、つまりPBL型教科学習です。

★どういうことか?多くの学校は、アクティブラーニングや探究、PBLは、特別な教育活動だったり、LHRや総合学習の時間で取り扱われるのであって、ふだんの教科の授業は知識定着型の古典的なスタイルです。前面に出す特徴がないのですね。ルーチン扱いなわけです。

★ところが、ルーチンなだけに、学園生活の中で、生徒が最も多くの時間を費やす場なのです。

★もったいないですね。その時間を有効に活用すればよいのに。

★そう!そうなんです。聖学院はそこをしっかりやっているのです。教科学習で好奇心!自己開示!なぜだろうと深い問いを投げかけるリフレクション能力!の三拍子が揃っているのです。

★「探究・PBL型教育」「グローバル教育」を見てきた皆さんが、このヘッダーメニューをクリックしたとき、カリキュラムポリシーというのがすぐに目に飛び込んでくるはずです。さあ、クリックしましょう!ほかの学校のどこにもない教科学習のシステムが広がっているのを目にするでしょう。なるほど、「教科学習」が「探究・PBL型教育」「グローバル教育」と連動していてシナジー効果をあげているはずだと気づくでしょう。

★そのシステムとは?次回みていきましょう。(つづく)

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