新しい教育社会(01)石川一郎先生と5度目の出会い
★昨日、今までにない新しい学校である新渡戸文化学園の教育座談会で、石川一郎先生と久しぶりに会いました。コロナ禍というのもあったけれど、お互いに大阪の学校から離れたということもあり、1年半ぶりぐらいという感じでした。
★もちろん、オンラインではすれ違っていましたが、リアルに対話するのは久しぶりでした。過去を振り返れば、ロサンゼルスでばったり会ったときも、かえつ有明で会ったときも、21世紀型教育機構をいっしょに立ち上げたときも、大阪の学校で会ったときも、今回新渡戸文化で会ったときも、いつも次のステージの予感が降りてきているときでした。
★新しいことをやろうよと出会うのではないのです。新しいことの予感がするタイミングと場の交差点で出会うのです。そして、さて、どの道が次のステージに導かれるのでしょうかねとなるわけです。
★今回も山本崇雄先生に誘われて二人は座談会で出会ったのですが、その場は今までにない時空でした。それについては、前回と前々回で語りましたから、ご参照ください。
★ともあれ、一つの学校の説明会で、三人ともマルチネットワーカーなわけです。外部のセミナーであれば当たり前ですが、学校説明会で、内部も外部も往来する越境人が座談会をやるなんて今までにない新しいsomethingが生まれているに違いないと石川先生も私も何かが降臨しているのを感じているし、おそらく山本崇雄先生とその仲間の先生方も感じているでしょう。
★それは学校を去る瞬間に芥先生や小林先生の眼光と交差した時にも感じました。
★そして奥津先生ですね。あの松下村塾も海援隊も京都学派も名プロデューサ―、つまり仕掛け人がいたと言われています。まさに奥津先生はそんな感じでした。
★石川先生と4年後の2024年にマインドセットしようと約束して丸ノ内線の新宿駅で別れました。仮称は「プロジェクトSSS(スーパースマートスクール)」です。
★おそらく一条校もそうでない学び舎もつながって再編される時代が到来します。学校1つひとつの改革ではないでしょう。その構想とそのときのためのスーパークリエイティブティーチャー(SCT)の育成システムの構想をやりましょうと。そして教育世界圏という新しい社会を創りましょうよと。軍事的帝国でもなく、経済国家でもなく、教育社会は世界制作をする新しいカタチです。歴史はそう流れているのですから。
★したがって、2021年のグレートリセットが求めるビジョンは、おそらく教育社会構想です。資本主義から才能主義へというのは貨幣価値から教育価値へパラダイムシフトするということです。
★共約コードがAIによって貨幣価値から教育価値になります。貨幣価値は商品生産プロセスの価格と利益の象徴です。教育価値はプロジェクト学習のプロセスフォリオ(ポートフォリオではありません。プロセスのプロセスです。これはAIによって可能になります。今までは多重知能とEQの提唱者ハワードガードナー教授の頭の中にあっただけです。慶応のAO入試やFIT入試はその発想で志望理由書を書く必要がありますが)の価値と貢献度の象徴です。
★まさに昨日同校で対話をした山本崇雄先生や奥津先生、芥先生、小林先生は、この高い教育価値を持っているSCTです。
★21世紀型教育は、スーパー受験ティーチャー(SJT)からスーパーグローバルティーチャー(SGT)へシフトさせました。次のフェーズはスーパークリエイティブティーチャー(SCT)の誕生です。
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