2021年変わる中学入試(16)11月3日の首都圏模試の私立中コラボフェスタの時代を見通す意味。オンライン入試準備実は着々。
★毎週金曜日21時からGLICC Weekly EDUという限定配信チャンネルのコメンテーターをしています。ナビゲーターはGLICC代表鈴木裕之さん。とはいえ、今のところは、二人のウダウダ対話を流しているだけですが。昨日は第2回目で、座標に配置した4つの価値意識に基づく学校選択の種類があるという話と、その4つの価値を代表するような学校を少し紹介しました。開成の海外大学合格実績のブレイクスルーが、新タイプ入試のブレイクスルーにちゃんと呼応しているというようなストーリーになったと思います。
★ストーリーになったと思いますというのは、実ははじめにそういうシナリオがあったわけではないのです。基本、ブリコラージュ形式の対話編集なので、こういうと何か難し気ですが、簡単にいうと、大テーマだけ決まっていてあとはアドリブです。ジャズセッションみたいなものかな。かっこよすぎますね(汗)。
★ともあれ、2013年以来開成の海外大学合格実績数は延べ数ですが、紆余曲折しながらも全体としては増えています。そして、今春は突き抜けた感じです。
★この意味をめぐって対話することになったわけですが、そのきっかけは、今春開成から現役でケンブリッジに合格しているというのを合格者リストの中から素早く見つけて、鈴木さんがハーバードならわかるけれど、オックスブリッジは、日本の高校資格ではいけませんよね。これは謎ですねとすぐにピンときたからです。さすがです。
★それに気づいたのは、配信1時間前、互いに今日はこの資料でいこうとシェアしたときでした。時差もあるので、鈴木さんのネットワークではすぐに聞けなかったので、私は東南アジアのほうにLINEを投げてみました。すぐにたしかに不思議だと、IBかAレベルを開成はやっているの?と、それともパートタイムの講座にまずははいって、そのあと考えるという方法かもねとか返ってきました。
★鈴木さんにその話をしたら、すぐにAレベル路線は在り得るということになり、Aレベルを有志にサポートするシステムを持っている静岡聖光学院の話題がでました。ここから、新タイプ入試を行っている新しい学びの価値を有している学校の話に一気に広げることができました。
★当日の話はよろしければ限定配信をそっとご覧ください。ここでは、当日話せなかったことを補足します。
★この開成の海外大学合格実績のブレイクスルーは、実は新タイプ入試の伸長と呼応しているのです。2013年から開成は本格的に海外大学合格実績を同校の進学実績リストに掲載するようになったのですが、これは私立中高一貫校の中学入試で新タイプ入試が開発実施され、どんどん増えてきたのと同じカーブを描いているのです。
★ここには共通の時代の欲求があるのですが、なかなか広く目立つ話ではありません。たとえば、今年の開成の海外大学合格実績35件はすごいけれど、日本全国の小学校6年生100万人に比べれば、0.004%のお話です。見向きする人がいる方がおかしいでしょう。あまりよいたとえではありませんが、ついこの間まで、タックス・ヘエイヴンというオフショア金融の話を一般の人は気づかなかったし、今も利用することは普通はできませんね。
★新タイプ入試も実は最初はそうでした。しかし、開成の合格リストの大部分を占める東大をはじめとする難関大学に合格する層と輝かしいけれどほんの一握りの海外大学に合格をする層は、実はある重要な意味があることに、新タイプ入試を行うようになった学校は気づいたのです。それは、前者はファーストクラスだけれど、後者はクリエイティブクラスなのだと。
★つまり、これは、世界経済フォーラムの来春のダボス会議のテーマである「欲望資本主義から才能資本主義へ」という流れとピッタリ呼応したいるのではないかと感じています。
★昨日告知するのを忘れてしまったので、ここでお知らせしますが、11月3日和洋九段女子と文化学園大学杉並で合判模試が開催されますが、午後から両校は、新タイプ入試体験授業を行います。ぜひ参加して、クリエイティブクラス体験をしてみてはいかがでしょう。また、現場にはいけないけれどという方々にのために、首都圏模試センターは、同時開催でオンラインで入試体験ができる学校を募っています。
★こちらもご活用ください。そして、ふと思うのは、これって、来春はまだ行わない予定かもしれないけれど、いつでもオンライン入試ができるよということを示唆しています。
★4科テストは、まだファーストクラス用の試験ですが、新タイプ入試はクリエイティブクラス用の試験です。そういう流れが少しずつですが、私立中高一貫校の世界では広まっていきます。
★2025年、これも話すのを忘れていましたが、大学入試はまたまた変わります。変わらないとやはり70%の方々は思うでしょうが、30%の方々は準備を始めています。というのは、CBTにならないといわれながら、なるからです。
★入管法が改正されて、40万人不足している先端IT人材というクリエイティブクラスに外国人が参入してきます。
★日本の大学進学の人口は50万人くらいです。この50万人をできるだけクリエイティブクラスにしないと、いったいどうなるかです。分断はいけませんが、そこを全部外国人がシェアしてしまうのは、それはそれで問題です。
★開成の海外大学進学生徒と新タイプ入試を実施している学校の生徒は、このファーストクラスクラスに接続するのです。
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