« ノートルダム女学院(11)中村拓先生の数学はニュートンのプリンキピアの探究だった。 | トップページ | 新しい教育社会(08)クリエイティブシステム思考をどんどん身につける小学生 »

2020年10月16日 (金)

工学院インパクト(15)チームSCT!誕生。興味と関心が生まれるパターンカードを創っちゃいましたあ!

★工学院大学附属中高の先生方とZoomでPBLアップデート対話を時々しているのですが、先月行ったとき、「PBLの授業をやったとしても、必ずしもすべての生徒が興味と関心を示すということはない。そもそも自分が興味関心のあるモチーフ以外のものに、興味関心を抱けるとはどんなことか?」という問いがどこからともなく生まれてきました。いろいろなアプローチがでてきたので、だったら、みんなで「興味と関心が生まれるパターンカード」を創っちゃおうと盛り上がりました。

Sct

★そして1ヵ月がたちました。臼井先生から、創りました!とメールが届きました。開けてびっくり感動しました。32枚のパターンカードができあがっているのです。かわいらしいイラストで!

★慶応義塾大学の井庭崇教授のパターンランゲージのカードのヘビーユーザーである先生方は、ついに、自分たちで創ってしまったのです。臼井先生によると、メンバーは、臼井先生、柴谷先生、片瀬先生、柳田先生、濱崎先生と田中歩先生だそうです。

★思考コードを最初に創ったのも工学院です。今や思考コードはいろいろなところで使われています。

★そして、今度は「興味と関心を生むパターン・カード」を創ったのです。どんなにすばらしい教材があっても、プログラムがあっても、生徒が内側から燃えないと授業じゃないよねという生徒ファーストな想いと情熱と愛情が、学びのもっとも根本的な領域のデザインをしたわけです。

★いずれ紹介があると思います。次回のオンラインミーティングで、まずは先生方が活用してから、ご紹介したいと思います。

★いずれにしても、ダボス会議はグレートリセットと才能主義だとビジョンを広報し始めました。あの落合陽一さんもクリエイティブクラスの時代だと本を出版しています。

★そして、ついに!そのクリエイティブな先生方が、目の前に誕生したのです。スーパークリエイティブティーチャー(SCT)があらわれたのです!

★臼井先生にチームSCT誕生ですねとメールを送ったら、すぐに仲間と共有して、次のようなメールが返ってきました。

<そんなSCTだなんて!嬉しいですが、そんなんじゃないのです。自分たちですごいことをやっていると思わず、自然とアイデアを形にすることができるというのが私たちメンバーの本当にすごいところだと、一緒に活動していて改めて感じているのです。>

★なんて謙虚なことば。クリエイティブクラスの3要素は、タレント(才能)、テクノロジー(技術)、トレランス(寛容)です。これはSCTも同様です。この謙虚な寛容なマインドこそ、紛れもないSCTの証拠でしょう!

|

« ノートルダム女学院(11)中村拓先生の数学はニュートンのプリンキピアの探究だった。 | トップページ | 新しい教育社会(08)クリエイティブシステム思考をどんどん身につける小学生 »

創造的才能」カテゴリの記事

中学入試」カテゴリの記事

創造的対話」カテゴリの記事

入試市場」カテゴリの記事

教育イノベーション」カテゴリの記事

PBL」カテゴリの記事