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2020年10月30日 (金)

新しい教育社会(18)21世紀型教育機構のアクレディテーション ブレイクスルーへ。

★予想していたわけではないけれど、老兵は去るというセオリーで、21世紀型教育機構の理事を辞めたら、急にパンデミックが襲ってきました。それを新しい座長GLICC代表鈴木裕之さんは、先生方と協力して、速やかにオンラインセミナーや定例会に切り替え,リスクマネジメントをしました。

★そして、彼の国際ネットワークで、機構の英語哲学オンライン授業やコンクールを行ったわけです。そして今度は、UCLAのリサーチャーと組んで、新たなるアクレディテーションを展開したのです。すばらしい!私が居残っていたら、こうはいかなかったでしょう。ハイテクオンチのお爺ちゃんでは無理なのです。

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★こういうときは、必ず聖学院が真っ先に協力してくれます。21世紀型教育機構の教育センターのリーダー児浦先生が大活躍です。そんなわけで、アクレディテーションは、PBLの授業などの教育活動全般の質をあげるためのエンパワーメントエバリューエーションですが、それを名実ともにやってしまいました。

★動画でモデル授業を撮影して、思考コードで検索できるシステムを今創っている最中です。いずれ、見ることができるでしょう。最初は機構加盟校限定ですが、そのうちに公開されると思います。

★おそらく、多様な若き見識者や技術者がコラボして行っていきますから、探究とかPBLとか多くのセミナーやコンサルティング業界のイベントの中でも突き抜けたコミュニティに発展すると思います。

★私は辞めたのですが、それでも鈴木さんは気遣ってくれて、ご意見番のアドバイスくださいと。ないよといいますが、それでも、こうやって情報を共有してもらえるので、ホンマオオト21で発信するくらいのお手伝いはしようと思っています。

★上記の聖学院のアクレディテーションを行いながら動画を撮影したものを拝見して、やはり聖学院は完全にスーパーエクセレントスクールにシフトしたのだと。

★コンサバ校が高級ガソリン車で、多様な革新的で成功している学校はハイブリッド車で、聖学院は、地球全体の幸せのために完全EVで走ることを実現したスーパー革新学校です。そのうち一気に宇宙船となるでしょう。機構の加盟校が、聖学院とシンクロしていることを、このアクレディテーションによって、次々明らかにされていくことでしょう。

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★本日のGLICC Weekly EDUも鈴木さんの発案と気遣いで、私に機会をつくってくれているわけですが、そこで聖学院のPBLの話ができたらいいなあと思っています。聖学院のPRというより、日本の教育がこの道をいくことはとてもよいことなのです。文科省もメディアも注目して、日本の教育の輪郭を描きましょうよというのが本意です。

★私は、授業のシステムをみんなで考えることが、教育の核心だと思います。ここから組織開発も、人材開発も、働き方改革も、部活も考えなければ俯瞰できません。掛け声だけの俯瞰や改革の話が、実現しないのは、授業にちゃんとスポットを当てていないから、痒いところに手が届かいのです。神は細部に宿るのです。もっとも授業は細部ではなく中核ですが。学際的対話の源泉です。

★本日の対話&トークの予定は次の通りです。

 1)選択者の価値観とのマッチングが大切 2025年、2030年、2050年、2060年を見据えて まずは2025年。
2)ケースメソッド、たとえば、開成、麻布、海城と三田国際、聖学院、工学院、静岡聖光学院、新渡戸文化、かえつ有明、武蔵野大の違い
3)女子校は次回 まだ気づかれていない和洋九段女子のすばらしさなど、この気づかれていないところを探すアプローチで幾つかの女子校をみていきたいと思います。

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