【速報】三田国際日本一!N高、開成を打ち破る。「Coca-Cola STAGE:0 eSPORTS High-School Championship 2020」の「クラッシュ・ロワイヤル」部門で。
★本日9月22日、三田国際日本一!N高、開成を打ち破る。「Coca-Cola STAGE:0 eSPORTS High-School Championship 2020」の「クラッシュ・ロワイヤル」部門で優勝しました!
★この高校生e-スポーツ祭典は、日本最大で、コカコーラ主催、電通、TBSも協力、文科省も大応援の大会です。e-スポーツの市場は、2018年の世界規模で約1000億円。今年は推計約1400億円とも言われていると文科省。財務省からは金を出さないと言われ、経産省からはなんとかデジタル化を急げと言われ、今回のパンデミックでは先進諸国でICT教育最低と言われ、ふんだりけったり。
★そこへ菅政権にシフトするや、デジタル庁新設で、デジタルファーストがますます推進されます。文科省や文化庁も焦っている時に、この祭典が行われるというのですから、文科省も渡りに船だったでしょう。
★8月31日、テレビ局やメディアも、東大王の伊沢さんというスターに続き、関東①ブロックで勝ち進み決勝戦に進んできた開成に期待をかけました。また、関東ブロック②でも、別の開成チームが勝ち進んでくると予想していましたが、三田国際が勝ち進んできたので、TBSも電通も驚きました。
★テレビ局や電通などの大手広告代理店の社員たちは、大学だけではなく中高も伝統的名門校出身者が多いので、三田国際という学校をマークしていなかったでしょう。すぐに、調べ始めたに違いありません。なんと3年間で一学年20名の女子校が全学年200名の共学校になって躍進しているではないですか。偏差値も70に迫る勢いです。
★通信制のN高だけが、革新的な学校ではなく、普通高校にも革新的な高校があったのだと改めて思い知ったということのようです。
★本日の決勝戦では、三田国際はまずは開成をぶち破り、次に四日市中央工業を破り、ついにN高(沖縄)と決勝戦に。私も決勝戦を見ていましたが、さっぱりゲームの内容はわかりませんでした。しかし、両校とも、頭脳戦の激突であることはわかりました。ブレインスポーツであると言われる意味はすぐに了解できました。
★よくわかりませんでしたが、追い詰められたかに見えた三田国際の「かんなさん」が、中継スタッフによると、隠し玉を使う機転の利いた戦術で防衛し、勝ち進むという鮮やかな手法だったようです。
★それにしても、N高の生徒の落胆ぶりはすごかったのかもしれません。ツイッターからみていたので、やはりよくわかりませんでしたが、なぜか大会アンバサダーのアンガールズさんやみちょばさん、アルコ&ピースさんたちは、ヒーローインタビューのところで、N高三銃士に、準優勝だからすごいじゃんとか、今日の最終戦に勝ち進んできた高校は8校あるのに、最初に三田国際に敗れた開成三銃士に、ここまできたのは凄いよとエールを贈っていました。
★おそらく、シナリオでは開成と開成の火花をちらす模様や開成とN高校の対戦をドキュメンタリーにするつもりだったのかもしれませね。
★全日制の獅子と通信制の不死鳥との激突とかなんとか。スポーツですから、そのぐらいの表現になったのでしょう。
★それにしても、発想の自由人を生み出すべく、最高の英語教育と最高のPBL授業、そして最高のテクノロジー&エンジニアリング環境を作り上げた三田国際。学力では開成も打ち砕く勢いだし、デジタル教育では飛ぶ鳥を落とす勢いのN高も寄せ付けないといった感じになる。いわば双頭の獅子さながらです。
★本間は、何をそんなに興奮しているのかと。そりゃあ興奮しないではいられないでしょう。
★なぜかというと、2014年4月23日 (水) にホンマノオト「2015中学受験生のために【059】三田国際学園の競合校」で、こう書いたからです。「☆三田国際学園誕生の話は、インパクトがあった。これからもっと事の重大さについて、世の中は知ることになるだろう。」
★受験生対象の保護者会で三田国際の誕生について話した直後の感想を書いています。そして、今三田国際はその通りになっています。ですから、三田国際の先生方も最初は私のことを訝し気に見つつも、距離をあけながら、まあおっしゃる通りですよくらいの気持ちはもっていてくれたようです。
★しかし、3年も過ぎると、どんどん生徒が増えますから、新しい先生方も増えます。そして、順風満帆、飛ぶ鳥を落とす勢いは持続していますから、もはや私が発信するまでもなく、多くのメディアが三田国際の情報を発信するようになりました。
★私の役目は、先駆けです。フリーのブログですから、何を書いても自由だし、まだ定着していない予想を書くことも、表現の自由の範囲内で書けます。しかし、一般メディアの場合は、そこは慎重だし、学校側が書いてよいという制限があります。
★ですから、実績が検証され、書いてもどこからもクレームが来ないように書いていくのです。私にはその制約はありません。
★私のは、ホンマというのを信頼してくれる人は、おもしろがるし、そうでない人は、インターエデュとかに散々な中傷を書き込みますよね。でも、私は革新的な学校にエールを贈っているだけです。6年経てば、それらの学校のほとんどが中学入試市場で良好なポジショニングを得、良質のイノベーティブな教育を行っています。
★今「ほとんど」といったのは、6年間待てなくて、途中でがまんできなくなって、イノベーティブ教育を伝統的な教育に理事会が戻してしまうケースがあります。理事会というのは、教育の粋や深みを知らずに、財務の話に長けている人が多いのと、あとはご想像にお任せしますが、ニューパワーが結集しているとは限らないわけです。校長1人頑張っても先祖がえりしてしまうケースもたくさん見てきました。
★理事会の中までわからないので、予想が外れる時もあります。とても悲しい気分にしばらくなりますが、そのようなケースに立ち会った校長や教頭は復元力が強いので、他校に移籍してまたイノベーティブなことをやり、そこで成功するということもしばしばです。
★そんなわけで、三田国際が今のように隆々たる姿は、眩しいですね。しかし、私は先駆けです。そのあとは、他のメディアにお任せします。三田国際のような学校を真似してどんどん新しい学校もでてきています。TTPを得意とするとメディアに公に宣言している学校も出現しているぐらいです。
★そのような学校にも私はエールを送ります。なぜなら、三田国際だけが革新的であっても日本の未来に希望はそう簡単には生まれません。理念や手法が違ってもいいんです。公共の利益に反せず危害もないのであれば、危害原理から言って、革新的であれば、市場が新しくなり盛り上がればそれでよいのです。
★だから、私はこのホンマノオト21でN高校にもエールを贈っています。すると、なぜ応援するのだと揶揄もされます。揶揄するということは、イノベーティブな学校に恐れを感じている証拠です。恐れぐらいでは、イノベーティブな学校の進行を止めることはできないのです。
★自ら新しい道を開拓する学校にエールを贈ります。その道の後をTTPよろしくついていくのもエールを贈ります。だって、その道が歩きやすいように幅広くなり舗装されていくのですから。
★便乗商法なんてビジネス界では当たり前ですよね。
★そして、できれば、そのようなイノベーティブな学校がそれぞれ別々の道を切り拓いていって欲しいと思っています。そして、それぞれに付いていくTTP学校が増えて欲しいと思います。すると、線はやがて面になります。
★私は先駆けですから、三田国際の今の高3生が中1として入学するときのことを2014年に書きました。順調に育っているわけです。もはや新しい情報はそうないわけです。と思っていました。
★しかし、本日今後日本の知と経済を回復させるe-スポーツで三田国際のチームが優勝したのです。今回の参加者は、全国1779校、2158チーム、5555名でした。その頂点に立ったのが三田国際のチームなのです。またまた情報の先駆けの役割を果たす時が来たという感じです。
★しかも、ただ優勝した凄いという意味だけではないのです。
★今回のようなe-スポーツを盛り上げる流れの背景には、「eスポーツ活性化検討会」の動きがあるのです。座長は、あの中村伊知哉 iU(情報経営イノベーション専門職大学)学長。検討会のメンバーは、プロのeスポーツ選手やチーム代表、イベント主催者、ゲーム業界代表らの当事者、IT企業やテレビ局、投資・調査といった産業界に加え、法律、医療、健康、自治体などから構成される横断的学際的なチームです。
★e-スポーツはオンラインスポーツです。パンデミックの最中でも大丈夫なのです。今後、オリンピック競技としても認められていくでしょう。
★中村伊知哉学長によると、日本のe-スポーツ市場規模はまだ50億円ぐらいだそうです。これを2025年には、700億円に成長させたいと。当然そこに参加する起業家やイノベーターには、今年立ち上げた専門職大学iUの卒業生がプレイヤーになるということは織り込み済みでしょう。
★e-スポーツは単独で行われるわけではありません。広告業界、飲食業界、教育産業、テクノロジー産業、インフラ産業、仮想通貨による金融業界など多様な方面を巻き込んでいきます。野球やサッカー、ラグビーといっしょです。
★そういえば、中村伊知哉学長は、Jリーグの仕掛け人でもありました。e-スポーツの波及効果は織り込み済みでしょう。相互連携の社会です。700億が1兆円に化ける錬金術は資本主義や市場経済の十八番です。
★しかも、SDGsにも有効です。オンラインですからね。格差を超えて、国境を超えて参加できるし、環境にやさしく行うこともできます。
★おそらく、しかし、中村伊知哉学長の本意は、知財というソフトパワーが、アニメのように日本に根づくと考えているでしょう。
★日本の経済の回復力は、ソフトパワーなしのハードパワーではなく、ソフトパワーアありのハードパワーにあるからです。
★それはなぜか、中村伊知哉学長が、20年以上前に、新進気鋭のリーダーとして政財界で活躍した当時、どこの国がハードパワーからソフトパワーにシフトする人材を育成できるのかという競争がスタートしていたのです。サッチャーからブレアークリトン時代にかけて、教育!教育!教育!でした。
★イギリスは一気呵成に専門学校が大学になり、大学教育が一大産業になりました。それに加え、世界大学ランキングビジネスを英米で共創してしまいました。世界標準を造ったもの勝ちというのは、大英帝国の言語戦略のときからこれまた十八番です。私たちは、まんまと英語のソフトパワーに支配されていますね。紅茶が世界標準になって抹茶がなれなかったのも、イギリスとのお茶戦争で日本が敗北したからでした。
★また今回も教育で日本は遅れましたね。それで、中高では21世紀型教育を生み出そうという動きが私立学校から生まれました。そして大学では中村伊知哉学長が指揮するiUが誕生しました。新しい野心ある大学です。
★遅れはしましたが、IT産業の得意技は、時間を縮減するということです。洗足学園や鴎友学園女子が、30年かけて今のポジショニングを得たのに対して、三田国際は3年でやってのけました。10倍速ですね。
★今回の三田国際のe-スポーツの祭典で日本一になったのは、その流れが大きくウネリだしたということを象徴しています。そういえば、双頭の獅子は、時空を支配する神でしたね。
★それから、IT産業の得意技は、年老いるのも速いということです。神話の世界を創るのですから、浦島太郎を生み出すのはわけもありません。
★GAFAだって、ここ20年で出来上がってきた産業です。あのマイクロソフトやIBMは持続可能を見出していますから、GAFAもそれに倣って何かを模索しています。
★しかし、なんといっても、相手はビル・ゲイツです。彼は、GAFAの行方に手を差し伸べながら、ダボス会議で、「ザ・グレート・リセット」を仕掛けようとしているのです。
★2021年、その時代の精神を読み取り道を開く学校はどこでしょう。N高校?三田国際?開成?それは神のぞ知るということでしょうか?いいえ、必ず新しいウネリがでてきますよ。
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