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2020年9月30日 (水)

思考コードがつくる社会(25)新タイプ入試エリア別シェアの意味すること PBL授業の割合とおそらく対応

★新タイプ入試に関するデータは、首都圏中学入試にしかないので、あくまでホンマノオト21のログ解析からの予測でしかないのですが、各エリアの中学受験市場で新タイプ入試に関心がある割合は、以下のような感じだと思います。

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★上記のエリアは、実際に私が活動した範囲でもありますから、実感にも合うかなあと。

★そして、新タイプ入試に関心がある学校や受験生・保護者は、授業のスタイルがPBL(そのベースに思考コードがあるから)であることを好む傾向にあります。

★ですから、上記のエリアのシェアを合算した30.3%というのは、日本全体で、そのくらいはPBL授業を好む傾向がでてきたということでしょう。

★各エリアに閉じこもっていると新しい動きはないように見えますが、オンラインによって、全国の先生方がつながり始めました。新しいウネリが生まれていることに気づく教育関係者が増えていくことは確実です。

★関西エリアは、首都圏の動きをみつつ独自の展開をしようとします。だからといって、反動的な動きになることはまずあり合えないでしょう。イノベーションがなければ、産業や経済は立ち行かなくなるというのは、そもそも首都圏を見ていて判断するのではなく、伝統的にグローバル経済圏をつくってきた関西圏だからこそすぐにわかることです。

★どうなるかわりませんが、大阪万博や大阪都構想の行方など注視していく必要アリですね。

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