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2020年8月28日 (金)

聖学院インパクト(06)高3生の未来をいまここで生み出すWell-beingデザイン力

★本日夕刻2時間余り、聖学院の3人の高3生とZoom対話ができました。長いようで短い時間でしたが、ゆったりとそして密度の高い豊かな時間でした。三浦さん、安井さん、岩崎さんは、聖学院が加盟している21世紀型教育機構がアップデートするのをサポートしてくれた恩人です。

★同機構の加盟校全体でPBLをシェアし促進する局面、同機構の学びを生徒自身がクリティカルシンキングとクリエイティブシンキングで語り合う局面、同機構のオンラインセミナーにおけるプレゼンコンクールの新たな局面で、いつも参加し、チャンレンジしてくれました。そして、常にそこには児浦先生が寄り添っていました。すばらしいチームです。

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★新しいウネリや変化に対応できるしなやかで鋭い洞察力をもった高3生です。自分の才能を開発することに断固たる決意をもって立ち臨み、デジタルネイティブとしてテクノロジーもなんなく使いこなし、何より仲間のみならず他者に対し寛容の精神で包みこみます。

★このようなタレント、テクノロジー、トレランスという3Tを有した人材をリチャード・フロリダ教授は、クリエイティブ・クラスと呼んでいます。このことについて、あの落合陽一さんは、著書「働き方改革5.0」で、キーワードとしています。

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★そして来春のダボス会議では、「ザ・グレート・リセット」というテーマで、今までの資本主義に変わる才能主義社会の形成について各国の重鎮や経済界の進取の気性に富んだ逸材が勢ぞろいして語り合います。もちろん、議論だけではなく、新しいビジネスや社会活動が生まれる予定です。この流れを鋭く認識したのが、リチャード・フロリダ教授であり、落合陽一さんですね。

★今回、3人と対話して、なるほどクリエイティブクラスとはこういう人間力をもった人格なのだと感じ入りました。そして、児浦先生のように聖学院では、多くの教師がクリエイティブ・クラスの拠点づくりに邁進していたのだということに改めて気づきました。

★3人は、それぞれワールドプロジェクトを企画し、動いています。それは、授業で与えらえた社会課題の解決ではありません。聖学院で多様なプロジェクトや部活などに参加しながら、活動と対話と人間関係構築の葛藤解決の中から気づきを繰り返しようやく生まれてきたいわば自分と世界のスクランブルプロジェクトです。

★それぞれ領域が違うのに共通する部分も多く、その共通する部分はオールドパワーからニューパワーに社会がシフトする兆しを予感させるものでした。

★詳細は、いずれがっつり書きたいと思います。まずは、3人の聖学院生と児浦先生に感謝を込めて。本当にありがとうございました。

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