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2020年7月11日 (土)

ポスト・コロナショック時代がもたらすコト(39)才能が新しい社会を創る その才能がマグマのようにあふれだすには?

★オンライン授業を経て、今はリアルなノー3密空間で、小学校4年生や5年生と学んでします。盟友鈴木代表が主宰するGLICCでクリエイティブコースのワークショップを週に160分お手伝いしています。これが実に楽しいですね。孫と対話しているようなものですから、目が細くなってばかりで、お母さん方は、もっと厳しくと思っているかもしれません。

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★4年生80分、5年生80分。GLICCは基本海外帰国生とのオンライン授業がベースですから、リアルな空間は1教室5人くらい。でもノー3密ですから3人が限界です。ですから、ワークショップも対話が中心です。80分間で、上記の本をベースにプレリベラルアーツをやっていきます。もちろん、中学受験を考えている子供たちなので、入試問題もやりますが、それは子供たちにとっては、実はそれほど難しくないのです。

★5年になると、宿題で入試問題をやってきます。入試問題の解答解説は基本しません。どんなところができるのかできないのか、自己モニタリングできるようにするのが目的です。それに5年の段階ですから、どちらかというとゲーム感覚で、現状で半分解けたらすごいじゃんと自分で言っています。

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★セルフモニタリングする時も、ワークショップをやるときも、システム思考のエンジンの表は毎回テキストの表紙に貼ってあるので、それを意識して自分はどこが苦手だだとか言ってます。入試問題を解説するというより、本人がそういうスキルを、スピーチや記述や絵、図、グラフなどのスクライビングをしながら考えていきます。

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★スクライビングをするときは、ポストイットイーゼルパッドといわゆるポストイットを活用します。基本1人1セットもってやっていきます。適宜チームでやりますが。文章をポストイットでキーワードごとに分解してべたべた貼っていきます。そのあと、ベン図やフローチャートをつくるので、並べ替えたり、ペンでつながりを描いていったりします。

★すると、物語にしても、論理的文章にしてもその構造が見えてきます。分解と統合は、自分で見える化していくに限りますね。

★最後には、文章化するのですが、それは結構ハードルになります。スクライビングやスピーチが巧くいっても、文章に書くとなるとなぜかたいへんなようです。とにかくキーワードを書いて、もう少し詳しく書いてみたらを繰り返します。何か足りなくないとかコメントを言っていきます。

★なぜとか対照的内容とはとか、その段階ではヒントはだしません。もう少し詳しくとか何かたりなくないとかそのキーワードかっこいいとかそんな感じで言っていきます。で、できあがったときアナリーゼしようという話になります。ここは比較対照スキルつかっているとか、置換と根拠がいっしょかな、それいいじゃんとか対話していきます。

★そんなことを繰り返しています。SDGsは興味をなぜか持っている子供たちばかりなので、「自然と社会と精神」のスピーチは毎回やります。ネット上にいろいろな図がありますから、それと上記の「自然と社会と精神」のカテゴリーの本を組み合わせます。1つの図をパッと出して、それで気づいたことをスピーチします。正解はもちろん求めていませんが、毎回いろいろな図やグラフで語るので、何がわかっていて、何が知識だけなのかが本人もわかります。

★そこのところは、ネット上で動画を探して、いっしょに見ながら再度スピーチをしていきます。

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(写真はカルビーサイトから)

★30分に一度休憩を入れます。あっという間の30分なのですが、「じゃがりこタイム」です。じゃがりこは種類が豊富で、地域特産のものもあり、毎回どれを選ぶかジャンケンです。最初は休みはチョコレートだったのですが、じゃがりこがいいということで、定着しています。

★ワークショップということもあり、食べながらもできてしまいます。光合成のスピーチでつまったりするとき、じゃがりこに「置換」えてはなしてみるとどうなるのとか、今話したことあとででてくるよと声をかけると、比喩でしょとかやりとりがあります。

★いずれはじゃがりこ戦略とディズニーランド戦略を比較して自然と社会と精神について対話してみようと思っています。

★漢字やことわざ、故事成語は、書き取りまではできません。学校の漢字書き取り学習はたくさんあるということなので、それはそちらでと。でも読みは「ノック&ノック」とう時間をとります。漢字が読めないと文章が読めずに、そこでとまるので、読み方を間違えても、その間違えで熟語の意味がわかっているということだよとか、いいながら、読みをどんどん連射していきます。国語の先生には叱られるかもしれません。

★言語技術では、しかししながら、読めない単語や意味の分からない単語は、すぐに辞書を調べるのではなく、推理するというプロセスも大事にしますから、「ノック&ノック」はそうしています。それに、故事成語なんかネットにすばらしい動画いっぱいあるので、それを見て、その動画の再現解説をスピーチする機会を設けます。4年であろうが、5年であろうが、新聞の文章ぐらいは読めるようになります。

★SDGsをなんとか推進しようとしても、光合成について、二酸化炭素について、小学校4年生くらいまでは、よくわかっていないようです。私と対話している子供たちは、そのことにこれでいいのかというわけです。ちょっと前まで知らんかったでしょうとは言わずに、そうだねそうだね、でどうするよと言うことにしています。

★上記写真の「言葉と哲学」カテゴリーの2冊は、最高です。言語学と哲学の基礎が4年生・5年生にもわかるように書かれています。専門知識はなくても、こういう書き方があるのだなあと感動しています。上記の本を介して対話していくといっても、ほとんど子供たちがスピーチし、スクライビングし、まとめていきます。

★私がやるのは、別の言葉でいうと?置き換えると?今食べているものは、この文章でたとえると?とパラフレーズするとどうなるのばかりを聞いていきます。思考スキルもそうです。スキルに置き換えると?となるわけです。

★「置換」なんてといわれるかもしれません。実はこれが発想の転換にはもってこいだし、数学的思考の基礎でもあります。それゆえ、発想の転換には、上記の写真にあるような本を活用しています。国語の中学入試対策をクリエイティブコースでやているわけですが、結局、思考スキルは数学的思考のルーツにつながっていきます。プラトンは正しかったのかもしれませんね。

★それはともかく、みんなでじゃがりこ食べながら、その瞬間瞬間に問いを投げる対話は、さすがにオンラインではできないのですが、それ以外はオンラインでできてしまうということも了解しました(笑)。

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