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2020年7月12日 (日)

新しい女性グローバル市民(01)中学受験市場と中学入試市場の差異を見極める母親

★とある学校の保護者と不思議な出会いが、これまた不思議なネットワークに連鎖し、Zoom対話となりました。最前線で活躍されている女性であり母親です。もともと帰国生だったり、今もなおグローバルな世界にいたり。もちろん世界的視野は広く情報通です。同時に中学や高校の受験生の保護者でもあります。

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★当然ながら、学歴キングダムに疑問を持ちながらも、それは世界情勢や政治経済の社会構造や産業構造を読み切っている新しい女性グローバル市民です。自身はものすごいプロフィールの方々のようです。どこでどんな仕事をしているのか話される端々にそのプロフィールは予想できます。

★同時に母親でもありますから、そのような新しい女性グローバル市民としてのポジショニングから眺めて、子供の進路をどうするのか現場の情報を知りたいということで、私へのアクセスに興味をお持ちになったのでしょう。

★最近、女性医師ともよく話をします。最先端の医師であると同時に、やはり受験生の母親です。

★みな共通しているのは、私立中学受験というと、偏差値競争が激しく、お金持ちの子弟が行くところといったイメージを持っていながら、そうではない世界はあるのかどうか模索しています。ですから、実際に学校をつくって理想を実現しようとする母だったり、20世紀型中学受験市場にはない新しい教育マーケットはないのかどうかという関心が高いのです。

★とある学校の保護者との出会いが、その新しい教育マーケットでの出会いでしたから、公立学校を改革するまでもなく、まず自らの力で変えようとする私立学校があること、中学受験市場と中学入試市場の区分けが明快になってきたことなど、ご自身の体験談の情報交換をしながら、本間さんに会ってみようとなったようです。参加された方は首都圏以外から、海外からと、なんともグローバルでした。

★まさか社会構造や産業構造の堅牢さと変容の必要性の話題が母親からでてくるとは思わなかったので、ついしゃべり過ぎました。いつもの保護者の顔は受験生の母親としての顔や学校の保護者としての顔でしたが、こういうときの顔は多面的です。才能あふれる雰囲気に圧倒されました。

★世界を語り、自分の子供の環境を語り、そのギャップに驚き、嘆き、でもネガティブではなくポジティブに徹底的に情報収集・共有し、そして分析し活路を見出そう、ダメなら海外にいくしかないかと断固たる決意もありそうでした。そんなわけですから、今回、参加したメンバーの方々は多様な情報を持っていて、私の説明は本当は不要だったでしょう。

★では、なぜ私と対話する機会を作ったのか?それは、日本の教育現場と入試の関係がきちんと情報発信されていないからです。なぜ新しい入試が必要なのか、なぜ2科4科だけではななくなったのか、何が変わるから多様な入試なのか。それと大学入試や私学とのかかわりとはどうなっているのか。インターネットや文献では調べることができない情報を知りたいということでしょう。

★偏差値だけでみていくと、そんな多様な入試はいらないので、多くの塾では新しい入試について発信していないのです。かなりされるようになったと私は思いますが、私がかわっている新しい中学入試のマーケットと中学受験市場の比は、1:4で、中学受験生の25%くらいの規模です。

★外からみたら、まだまだ新しいウネリは見えているとはいえません。しかもそれがカリキュラムとどう直結しているかという話までできるマニアックなという意味では、私にアクセスすることは少しは意味があるかもしれません。

★特に、不思議なことに、参加者はPBLというプロジェクト型学習は当然で、実際にそれを実行している学校を運営していたり、すでにPBLを実践している学校に子供が通っていたりするのです。

★ですから、入試―PBLというラインがあることをもっと広めたほうがよいのではないかと。子供の成長の場として、そのような対話空間は重要なのだというのは、ある意味世界では常識です。日本ではまだまだです。ですから、そこは何とかしたいし、世界標準の成長の場を見つけたいのだという息吹を感じました。

★そして、参加されたメンバーは、口をそろえて私たちのような母親は本間さんが思っている以上にたくさんいます。そこここに転がっていますよと。だから、このような情報の公開は必要なのだと。

★入試と教育と学校と社会構造を鳥の目と虫の目の複眼思考ができる新しい女性グローバル市民がたくさんいるのだということです。

★多くの学校や塾で、私の話は難しいと言われるのですが、今回はむしろ私の世界情勢や社会構造の変化については、百も承知で、中学受験マーケットと中学入試マーケットの情報の非対称性の部分をどんどん見える化し広めて欲しいということでしょう。

★さて、どうしたらよいのか?ただ知りたいというだけではなく、知るためにどんなアクションを起こすのか、多角的に検討するウネリがどうやらこのようなネットワークから生まれてきそうですね。21世紀はまさしく女性の時代です。

★Zoom対話が終了して、京都に向かう新幹線に乗っていると、三田国際の学園長大橋清貫先生から電話がありました。今まさに、こんなZoom対話があったんですよと伝えると、まさしくそういう時代ですよ。本間さんがまだ見たことのない新しい教育シーンをスタートしたので、どこかで取材に来てよ。きっと情報として価値あると思うし、そういうZoom対話で共有して欲しいねと。なんとタイミングがよいのだろうと驚愕。

★さて、学校の先生方、そのようなダイナミックな話の中で、極めて重要な母親としての視点が投げかけれらました。それはPBLをやる本質的な理由だし重要な価値のある視点です。ここから先は、先生方とはZoomで対話することにしましょう。

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