ポスト・コロナショック時代の私立学校(124)ノートルダム女学院の新しい日常
★ノートルダム女学院は、今週はまだ分散登校。来週から段階的に全学年登校となります。つまり、新しい生活様式を踏まえた授業体制を見定めるために分散登校が行われているのでしょう。
★文部科学省の「学校における新型コロナウイルス感染症に関する衛生管理マニュアル」を参考に、ノートルダム女学院の基準や衛生管理体制をつくり、様子をみながらキャンパスでの教育活動を開始しているのです。
★中1も3人1組で感染防止に気をつけながら、ようやくキャンパスオリエンテーリングを実施できたようです。
★生徒のいないPBLルームからは森兼先生の声と画面越しから聞こえてくる生徒の声が聞こえてきました。対面双方向型オンライン授業が実施されていました。丁寧な対話の授業に、生徒も安心してスピーチしていました。
★また別の教室では、中村良平教頭がZoom会議を行っていました。オンラインはあらゆるシーンで活用されているのがノートルダム女学院の革新的なところでしょう。
★このように、同校は、オンライン授業と並行しながら、学年を限定した登校を継続していますが、来週からはいよいよ、段階的ではありますが、全学年登校となります。オンラインとリアルのハイブリッド授業から、今度はリアルな授業の中に、オンライン授業で新たに見出した授業スキルをどのように生かしていくのでしょうか。
★ノー3密空間で、リアルにはディスカッションやペアワークはやりにくい部分もあります。そんな制約の中、また新たな創意工夫が生まれてくるのでしょう。進化するノートルダム教育!ノートルダム教育修道女会は、自らを<INNOVATIVE EDUCATORS>と呼んでいます。
★まさに、今、教師と生徒が一丸となって創造的な世界をつくっているのです。
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