アクセス分析による緊急事態宣言解除後の小中高関係者の意識
★緊急事態宣言が段階的に解除される過程で、小学校・中学校・高校の関係者(教師・生徒・保護者・塾・メディアなど)の意識も当然変化しています。緊急事態宣言下の5月1日から10日の意識と分散登校が始まり徐々に学校再開になっている6月1日から6月18日のホンマノオト21のアクセス数を分析してみました。下記のグラフのように受験モードが戻りつつあります。とはいえ、「新しい日常」下での「受験モード」です。
★6月1日から18日のアクセスランキング50位までを挙げてみましょう。
1:2020首都圏中学入試 厳しい受験 vs 選択眼の質向上 SAPIX・早...
2:2021年の入試(10)武蔵野大中、新渡戸文化中、横浜創英中、品川翔英、工学院大学附属中の動きに注目!
3:ポスト・コロナショック時代の私立学校(128)品川翔英 突出した未来の学...
4:ポスト・コロナショック時代の私立学校(102)横浜創英 オンラインスクー...
5:洗足学園 今年も人気 その理由の向こうに見える時代のウネリ。
6:ポスト・コロナショック時代がもたらすコト(23)本格的なPBLの時代 突...
7:三田国際 2020年中学入試を終え、目が覚めるような新機軸へ準備整う: ...
8:2021年の入試(05)開成&武蔵のオンライン授業の成績の付け方は、オン...
9:ポスト・コロナショック時代がもたらすコト(26)工学院の田中歩先生の未来...
10:2020神奈川の男子校 聖光学院・桐光学園・慶応普通部が突出
11:ポスト・コロナショック時代の私立学校(120)ノートルダム女学院 分散登...
12:2020年春の大学合格実績(3)鴎友学園女子
13:2021年の入試(07)八雲学園の俊敏かつ緻密な動き パンデミックを乗り...
14:ポスト・コロナショック時代の私立学校(125)聖学院の伊藤豊先生の本来的...
15:ポスト・コロナショック時代がもたらすコト(24)本格的なPBLの時代 突...
16:2021年の入試(12)聖学院インパクト 突出したオンライン説明会×オン...
17:ポスト・コロナショック時代がもたらすコト(25)工学院の教師とZoom対...
18:2021年の入試(06)新しい保護者 ナチュラルシチズンとして学校や教育...
19:2021年中学入試を読み解く準備(10)立教女学院の人気の理由 骨太の教...
20:2021年の入試(08)2021年入試は、桐蔭学園中等教育学校の教育の総...
21:武蔵野大中高を変えた校長「日野田直彦」先生。
22:ポスト・コロナショック時代に、新しい教育活動を開始する私立学校(21)聖...
23:2021年の入試(11)八雲学園 卒業生が帰還し、文化を継承し、新しいシ...
24:2021年の入試(09)八雲学園 卒業生が帰還し、文化を継承し、新しいシ...
25:ポスト・コロナショック時代の私立学校(109)聖パウロ学園 戦略的コミュ...
26:ポスト・コロナショック時代の私立学校(119)アサンプション国際小学校 ...
27:ポスト・コロナショック時代の私立学校(127)ノートルダム学院小学校 新...
28:2021年中学入試を読み解く準備(11)武蔵野大学中高の迅速な対応 オン...
29:ポスト・コロナショック時代がもたらすコト(27)「学ぶ」から「創る」へ ...
30:ポスト・コロナショック時代の私立学校(126)ノートルダム学院小学校 新...
31:2021年の入試(05)思考コード~自分の才能に気づき突き抜ける自分を見...
32:ポスト・コロナショック時代がもたらすコト(28)コンパクトな思考スキルは...
33:2020年からの中学入試(23)STEAM教育を実施している学校を探そう...
34:2021年の入試(16)新渡戸文化のハイブリッド型学習の価値 グレート・...
35:2020年首都圏中学入試の学校選択(04)東洋大京北の場合
36:ポスト・コロナショック時代の私立学校(122)和洋九段女子 良質のハイブ...
37:ポスト・コロナショック時代に、新しい教育活動を開始する私立学校(23)光...
38:ポスト・コロナショック時代の私立学校(123)和洋九段女子 良質のハイブ...
39:ポスト・コロナショック時代の私立学校(108)聖パウロ学園 オンラインダ...
40:ポスト・コロナショック時代に、新しい教育活動を開始する私立学校(63)聖...
41:ポスト・コロナショック時代の私立学校(124)ノートルダム女学院の新しい...
42:ポスト・コロナショック時代の私立学校(121)ノートルダム女学院 分散登...
43:2021年の入試(13)ノートルダム女学院の歴史的インパクト ハイブリッ...
44:2020東京大学合格発表の季節(2)海城・西大和の躍進は序列を崩すか?私...
45:2021年の入試(15)八雲学園 卒業生が帰還し、文化を継承し、新しいシ...
46:2020年麻布の入試問題 やっぱり傑作!
47:三田国際教頭田中潤先生 満を持して「新たな教育理論」を披露!9月1日静岡...
48:【2019年大学合格実績02】東京都市大学附属等々力の躍進の意味。 五島...
49:パンドラのパラドクス シノプティコンを生み出すブロックチェーンの最後のエ...
50:【2019年大学合格実績04】世田谷学園の東大合格者躍進の意味。
★1位の「2020首都圏中学入試 厳しい受験 vs 選択眼の質向上 SAPIX・早稲田アカデミー・日能研の実績を通して」の記事は、確かに中学受験の話です。しかし、学校選択の動向が次のように変わっているのではないかという趣旨で、2月の段階ですでに中学入試の世界もポスト・コロナの動きを予兆しているかのような内容になっています。
<ともあれ、現状は、中学入試は、偏差値競争の場は20%で、80%は教育の質の話です。メディアは、そのうちの20%の領域を中学受験に縮減して報道しがちです。受験生・保護者のクリティカルシンキングという選択眼を磨く自助努力は重要ですね。でも、自助努力はなかなか大変です。多くの学校説明会や特に体験授業に出かけ、実際に学校の先生方と対話することがポイントとなるでしょう。
実際、首都圏では、受験生・保護者―私立中学―塾―模試センターなどの連携・協働して中学入試に臨むようになってきています。合格以上に生き方まで考えるプラットフォームが中学入試マーケットです。中学受験マーケットは、合格のみを考える場です。どちらに移行するかは説明するまでもないような気がします。>
★実際、2位の「2021年の入試(10)武蔵野大中、新渡戸文化中、横浜創英中、品川翔英、工学院大学附属中の動きに注目!」の記事は、入試情報であると同時に、「新しい日常」下での学校選択の新しいウネリについて書いています。
★もちろん、ホンマノオト21は伝統と革新の統合の行方を追っているので、記事に偏りがでてきます。しかし、今までであれば、1位のタイトルのような記事は、この時期はさすがに順位を下げますが、ここにきてもアクサセスされ続けていますから、現状と今後の動向の変化への関心が高いということでしょう。
★しかも、その変化がポストコロナの話ですから、なおさらです。
★入試を通して子供たちの未来のキャリアデザインに想いを馳せるのが、日本の現状の文化でもあります。小中校大の節目節目の入試の変化に関心を持つのは当然でしょう。まして、激変する可能性が大ですから、受験モードのアンテナはどんどん高くなり、高感度になっていくのでしょう。
★だからこそなのかもしれませんが、「ポスト・コロナショック時代がもたらすコト(23)本格的なPBLの時代 突き抜ける人類としての自分へ①」のような記事が6位に入っています。一般にこのタイプの記事は、10位以内に入ることは珍しいですね。というのも、見える情報の収集がブログでは当たり前になっているので、このような目に見えない部分の話題は、煩雑なので、ホンマノオトでは、アクセスランキングは上がらないのが通例だからです。
★私の覚書(すべてがそうだと言われればそうなのですが)として書き留めたものですから、多少驚いています。この驚きも、変化の兆しを示唆しているのかもしれません。
★それから、工学院の田中歩先生と聖学院の伊藤豊先生の記事のアクセス数が多っかったのもある予感がします。すなわち、新たな21世紀私学人の記事が注目されることは次回のダボス会議のテーマであるタレンティズムのウネリにつながっていくはずだからです。
参照)14位「ポスト・コロナショック時代の私立学校(125)聖学院の伊藤豊先生の本来的存在への回帰、この時だからこそ。」
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