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2020年4月17日 (金)

ポスト・コロナショック時代に、新しい教育活動を開始する私立学校(41)米国でも大学、中高では教育出動。聖学院や工学院などが世界標準であることが明らかに。

★昨日、政府は緊急事態宣言を全国に拡大しました。東京の本日の感染者数も200名を超え過去最多になっています。本当に不要不急の外出は避けざるを得ない状況です。私も朝からZOOMミーティングを2つ行いました。これから思考力講座もZOOMで遠隔学習でやるところです。

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(Chadwickschoolのオンライン授業の写真。同校Facebookから)

★先ほどのZOOMミーティングでは、GLICCの代表鈴木氏とUCLAの研究者とポストコロナショックの時代の話をしていたのですが、米国の大学は2,3日でオンライン学習に移行しているそうです。向こうから日本を見ていると、オンライン授業の動きが遅いし、地方格差がありすぎるので、心配だけれど、そんな中で21世紀型教育を実装実行している世界標準の中高があるのに、希望を見出したと感想を語ってくれました。

★話しながら、ケイトスクールやチャドウィックスクールのサイトをみると、やはりオンライン学習とかバーチャル学習という言葉で学びを続けていました。

★そして、ケイトスクールなどは、伝統的なサマティブアセスメントは諦めた、ルーブリックで付けるから安心して欲しいとテストのことや評価のことまで発信しています。

★チャドウィックスクールも保護者とZOOMミーティングまで行って、メンタルケアについて語り合ってもいます。ケアは最も大切にされているというのが米国の名門校の特徴です。

★ケイトスクールとかチャドウィックスクールとかは、偏差値がないので、日本の中高のどの学校に重なるか難しいですが、スタンフォードやハーバード大学にたくさん進んでいるという意味では、いわゆる御三家クラスの学校です。全米でもかなりレベルが高いと評判です。

★PBL型授業とバーチャル学習は当たり前ですが、何より教育の理念は、経験と知的好奇心と貢献と創造力と社会実装と・・・という感じです。

★どうでしょう、日本の御三家レベルの中高は、このような世界標準の中高と比べて教育の質は高いと言えるのかどうか。それはみなさんで考えてみてください。正解はないのですから。

★ただ、海外の大学もたくさんはいっている工学院や聖学院が、本シリーズで紹介しているように、ケイトスクールやチャドウィックスクールと同じようなレベルでオンライン学習やバーチャル学習を行っているわけです。海外大学も入っているわけですよ。

★どのように評価しますか?特に、ポスト・コロナショック時代では、サイバースペースのグローバル空間では、学歴社会は何の役にも立ちません。それは、いまここで、私たちが身をもって知っていることではないですか?

★学びの認識を転換させて、みんなで世界標準の教育出動をするときです。そう思いませんか?

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