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2020年4月18日 (土)

ポスト・コロナショック時代に、新しい教育活動を開始する私立学校(42)イートンカレッジもセントポールスクールもオンライン学習。

★イギリスでも3月20日から一斉休校になっています。そして、4月16日には、外出制限をもう3週間延長すると発表しています。そんな中、イギリスの名門パブリックスクールはどうしているかというと、もちろん休校ですが、やはりオンライン学習を実施しています。イートンカレッジとセントポールスクールのサイトに入ってみましたが、きちんとその旨が発信されています。

Eton450th

(写真はイートンカレッジサイトから)

★開成も、ZOOMを使うよという発信はしていますが、なぜ今オンライン学習なのかは積極的に発信していません。上記の2校は、ザ・ナインという英国の名門パブリックスクールです。

★そのようなパブリックスクールは、実は普段からオンライン学習も併用していて、創造性を養うとサイトで明言しているほどです。

★なおかつ、イートンなどは、食事ができなくて困っている子供たちのために、施設を開放したり、家族と離れて働く人々のために寮を開放したりまでしています。

★そして、なんといっても驚きなのは、この国家危機にあって、イギリスのすべての中高生に対して、イートンXというオンライン学習プラットフォームを無料開放していることです。フューチャースキルとしてクリエイティブライティングやエッセイライティングを身につけることを目的としたプログラムだそうです。

★日本の御三家がそんな行動を起こしたら素敵なのにと思いますが。。。もし社会貢献という理念やノーブレスオブリージュといった精神が学校にあるならば、そうしてもよいかもしれませんね。

★イートンカレッジのサイモン・ヘンダーソン校長は、<In this time of crisis it is more important than ever that we come together as a community by sharing our resources.>と語ります。

★危機的状況化において、これまで以上に大切なことは、私たちのリソースをシェアしてコミュニティとして共に歩みましょうというわけです。まさしくノーブレスオブリージュです。

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