ポスト・コロナショック時代に、新しい教育活動を開始する私立学校(22)和洋九段女子 緊急事態宣言発令前夜の俊敏な動き。
★和洋九段女子の俊敏な動きに驚愕しました。明日7日緊急事態宣言が発令される可能性大というニュースが流れるや、新中1~新高2を7日中に集めて、学びの態勢を一気呵成に整えるという動きに出ました。
★時差登校と分散登校の行動計画が、学年別に同校サイトに掲載されています。おそらく、緊急事態宣言発令に対する準備ができていたからできたことだとは思いますが、この俊敏力の構えは、同校の変容力を映し出していると言えましょう。
★特に、新中1は、オンライン学習のために、タブレット型PCを手渡さなければならないので、明日7日の登校は重要です。明日の新中1のプログラムは、< ①個人配付物の配付→②タブレット配付(起動確認のみ)→ ③提出物回収→④教科書配付→下校 >となっていますが、全体の時間は40分で終了というのです。
★学校の態勢もプログラムのデザインも、速度感があります。こういう動きができるというのは、学校組織が自律分散協働系でできているということでしょう。
★PBL型授業でもインプロ型の展開が自在にできることが肝なのです。同校の新高1生が行っているSDGsすごろくのワークショップもそのときどきに設定された時間に適合するようにデザインしています。
★野生の思考とかブリコラージュ的なデザイン手法が和洋九段女子の組織や授業の土台となっているということでしょう。この資質能力は、未来を切り開く最強の力です。
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