ポスト・コロナショック時代に、新しい教育活動を開始する私立学校(16)文化学園大学杉並 オンライン授業がスムーズなわけ
★文化学園大学杉並の2年前までの学内課題は、DDコースとそうでないコースの<新しい学びの経験>の差があったことです。しかし、昨年その差はなくなりました。もちろん、DDコースのようにみんなが英語のC1レベルまで飛べるかというとそうではないし、世界大学ランキング100位以内の海外大学に行けるかと言うとそうではありません。
(同校サイトから、2018年~2020年度の海外大学合格実績)
★しかし、C1英語の学びが、全生徒に開かれ、タブレット型PCも一人一台いきわたり、PBL型授業も浸透しているのです。したがって、国内の国高公立大学や私立の難関大学の合格実績が右肩上がりです。
★こうした21世紀型教育の環境を整えた結果、今回のコロナショックに対応するオンライン授業もすみやかに実施できるわけです。
★おそらく、多くの学校でもICTを活用したなんらかの学習は続けて行けるでしょうが、通常の授業と同じクオリティを保つ環境はまだまだでしょう。
★国内生ばかりか、帰国生も、文化学園大学杉並には、世界に通用する十分な学びの環境があることに気づき始めました。私の周りにも同校を志望し、合格していった生徒も出始めています。
★学校選びに偏差値という指標は無化されることが証明されるのがポスト・コロナショック時代ということになるでしょう。もっとも、文杉人気は、偏差値を押し上げるということになるわけですが。
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