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2020年3月17日 (火)

八雲学園の共感力 本当に大事なコト。節度と徳と賢慮が共感の響きを生み出します。

★八雲学園というのは、本当にすてきな学校です。今回のコロナショックがあって、そのすばらしさ、温かみ、そして本来的なタフネスが映し出されています。

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★このコロナショックで、世の中騒然としている中、泰然自若としてもっとも大事なコトは「友情」であるというメッセージを伝えるコトだという行為がすばらしいし、温かいし、世間に右顧左眄しない本当のタフネスがあふれてくるのが一枚の上記写真です。八雲学園は、ある節度があります。自分たちはあくまで、八雲学園の教育を全うすべきだという節度です。ですから、それ以上のコトには、口をださないという謙虚さです。

★この写真にある先生方のパフォーマンスは、あくまで卒業生にのみ贈るメッセージです。しかし、「君たちへ」ではないのです。今まで、学校内では「教師と生徒」の関係もあったけれど、卒業したら、もはや私たちは「友」なのだと。卒業とは、大学進学や次のステップに進むコトだけれど、出会った私たちが「友」として、永遠の仲間に変容するコトなのだというメッセージです。

★たしかに、卒業生に贈る言葉ですが、そのインパクトは八雲学園を超えて共感を呼ぶでしょう。同校の先生方の行動は、かくして節度と徳と賢慮という「道」を知る集団なのです。自分たちが影響を与えるのではない。共感するかどうかは、他者次第である。ただし、私たちが本質や本物にこだわり続ければ、同士は自ずと増え共感が広まることがあってもよいではないかというコトなのでしょう。

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★そしてまた、上記の桜の写真。休校期間中だから、見ることができないでしょうが、桜の花は咲いていますよというメッセージ。コロナショックで、大変な事態だけれど、それでもどんな困難な事態の中でも、自然は花を咲かせるのだよと。大変な局面だけれど大切な心は忘れないでねと。

★もちろん、それもまた直接語る無粋な記述は同サイトにはありません。あくまで、節度と徳と賢慮です。

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★しかし、今ニュースで流されている情報の中に、経済原理に巻き込まれ、死に瀕している生花の話題が一方であります。卒業式や入学式など様々な場所で生かされるはずだった花々が、行き場を失っていると。私たち人間の経済活動が、いかに自然の心意気を無駄にするリスクを含んでいるコトか。そのコトが映し出されているわけです。

★そんな大事なコトが、八雲学園ではふだんから大切にされているというコトが伝わってくる写真です。自然や人間そして人間が創り出す社会のコアにある存在の大切さ。八雲学園の教師は、それを「友へ」贈り続けてきたのですね。そして、卒業後も、もちろん贈り続けるわけです。ラウンドスクエアの各学校にもそれは共感して伝わるでしょう。

★一粒の種が、世界に満開の花を咲かせる偉業を、八雲学園の先生方は、節度と徳と賢慮をもって粛々と成し遂げているのです。

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