2021年中学入試を読み解く準備(10)立教女学院の人気の理由 骨太の教育
★2020年中学入試においても、立教女学院は高人気でした。普遍的精神にこだわりをもち、IBのTOKなども研究しながら、独自のARE学習を構築し続けてきた質の高い学びのデザインが帰国生にとっても、国内生にとってもとても魅力的なのです。
★今年もずっしりと重みのある、生徒の学びの価値のつまった「ARE学習・卒業論文」を頂きました。のちほどじっくり読みたいと思います。答えのない問いを自ら見つけ、自ら調査し、自ら問題解決して、提案をしていく道行は、生徒にとってはじめ不安です。しかし、進むにつれ好奇心は旺盛になり、問いは広がり深くなり、解決への道に導かれていったときの達成感はすばらしいものです。そして最終的に、未来への自分への価値を見出すのですが、この一連の心の動きが、毎年熱く伝わってきます。
★ARE学習は、中1~高3にかけて一貫した学びで、ある意味IBのTOK以上の探究活動を生徒は行うことになります。
★卒業論文は、立教大学への推薦の条件となりますから、高3の時に一般受験する生徒はおそらく書かないでしょうが、推薦グループは取り組みます。立教大学へ進む卒業生は、毎年55%くらいですから、100人以上が取り組むことになるでしょう。
★立教大学以外にも生徒も卒業論文は書かないにしても、ARE学習は学びのコアになっています。骨太の問題を出題してくる国公立大学やレベルの高い大学に多数合格するのも、受験勉強以上の学びであるARE学習が大きなエンジンになっていると思います。
★今年も3月14日に、チャペルで、代表生徒と卒後生が公開プレゼンをしています。受験生・保護者はARE学習の有効性やその大切な意味について知ることができる機会です。来年もあるでしょうから、同校サイトをときどきチェックしておくとよいでしょう。
★そして、これはとても大事なことですが、このような学習指導要領をはるかに超える学びができるのは、同校が「学問の自由」を極めて樹脂しているからです。この姿勢こそ、同校の普遍的精神へのこだわりなのででしょう。
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