感染症に対応する都市機能の変容能力(19)富士見丘 グローバルシティの自己変容に貢献する学びの環境デザインが魅力的。
★富士見丘は、ふだんからC1英語のトレーニングと1人1台のタブレット型ラップトップを活用してPBL授業を展開しています。さらにSGH指定校として、シンガポール、マレーシア、台湾、釜石などの都市のフィールドワークをし、自治体の方々や市民と対話しながら、未来の都市を提案して、ワールドコンテストでも優秀賞をゲット。模擬国連部の活躍もすごい。
★とにかく、普段からC1英語を目指す英語教育が基礎ベースになっているために、あらゆる海外でのフィールドワークで生徒は当然英語で行っていきます。先日もハワイ大学からラッセル教授と世界の社会課題について議論する歓迎会がありましたが、当然オールイングリッシュ。そんな馬鹿なと思うかもしれないけれど、論より証拠なので、一度オープンスクールや文化祭など見学に行くとよいでしょう。
★そいうわけですから、今回の新型コロナウィルス感染拡大防止のための一斉臨時休校においても、オンライン授業を普段通りすみやかに実行しました。
★生徒の1人ひとりの才能を開花し、予測不能な緊急時においても即対応できるサバイバルラーニングが準備されている女子校は、都内のみならず日本全国においても希少価値があります。
★3月6日現在での大学合格実績も次のように同校サイトで発表されています。高3在籍数94名という少人数ですから、いわゆる、国公立早慶上智理・ICU・GMARCHの合格占有率は、74.5%。中でも早稲田大学も14名、上智大学8名、立教大学8名合格というのはかなり良好な結果だったと思います。
東京外国語大学 2名
筑波大学 1名
早稲田大学 14名
上智大学 8名
国際基督教大学 1名
青山学院大学 6名
中央大学 11名
法政大学 11名
明治大学 5名
学習院大学 3名
立教大学 8名
成蹊大学 5名
成城大学 3名
関西学院大学 3名
明治学院大学 2名
獨協大学 6名
津田塾大学 2名
東京女子大学 7名
日本女子大学 7名
学習院女子大学 3名
日本大学 3名
東洋大学 7名
駒澤大学 2名
専修大学 1名
武蔵大学 2名
白百合女子大学 15名
フェリス女学院大学 1名
東京都市大学 2名
★少人数で、破格のグローバル教育、ICT付きのPBL授業環境が帰国生にとっては魅了的なのは言うまでもありません。それゆえ、帰国生にはここ数年人気が右肩上がりです。一方、国内の受験生は富士見丘の価値にまだ気づいていないようです。しかし、今回の同校の動きや成果は、2021年以降は注目を大いに浴びることになるでしょう。
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