2021年中学入試を読み解く準備(7)基礎情報⑦東京女子校の帰国生入試。大妻中野・富士見丘・昭和女子のグローバル教育支持される。
★今年の中学入試は、Aタイプ「普遍的精神へのこだわりの女子名門校」とBタイプ「普遍的精神へのこだわりと英語教育に力を入れている女子校」、Cタイプ「普遍的精神へのこだわりと新グローバル教育に力を入れている女子校」が注目を浴びました。帰国生入試に絞ってみるとBタイプとCタイプの女子校が浮き彫りになります。
★応募者総数20人以上で多い順に並べてみると、Aタイプは、立教女学院、学習院女子、白百合学園、山脇、Bタイプは頌栄女子、共立女子、大妻、東京女学館(Aタイプでもあるかも)、江戸川女子、大妻多摩、田園調布、Cタイプは大妻中野、富士見丘、昭和女子(Aタイプでもある)。
★東京エリアの私立女子中高一貫校の帰国生定員総数は400名くらいですから、1人でも募集があり入学してきたならば、それはその学校にとっては、新しいステージを開く可能性があります。そういう意味で、前年対比で100%以上の学校を多い順位に並べてみました。
★すると、Cタイプの富士見丘、佼成学園女子、神田女学園、トキワ松、昭和女子、和洋九段女子、大妻中野が大勢を占めます。Cタイプは、英語教育にただ力を入れるだけではなく、英語で批判的思考力・創造的思考力まで育成する破格の学びの環境を整えています。
★偶然ですが、A、B、Cは、思考コードのA軸思考、B軸思考、C軸思考に対応します。
★普遍的精神にこだわる名門校は、A軸思考でもA3レベル思考に力を入れますから、論理的思考の土台をしっかりつくります。
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