« 首都圏模試「思考コード」2021(9)B軸(適用・論理)思考を考える②生活世界の経験も重要。 | トップページ | 首都圏模試「思考コード」2021(10)A軸思考(知識・理解)とB軸(適用・論理)思考の関係性を考える①見えるデータと見えない物語の重ね合わせ。 »

2020年3月19日 (木)

2021年中学入試を読み解く準備(7)基礎情報⑦東京女子校の帰国生入試。大妻中野・富士見丘・昭和女子のグローバル教育支持される。

★今年の中学入試は、Aタイプ「普遍的精神へのこだわりの女子名門校」とBタイプ「普遍的精神へのこだわりと英語教育に力を入れている女子校」、Cタイプ「普遍的精神へのこだわりと新グローバル教育に力を入れている女子校」が注目を浴びました。帰国生入試に絞ってみるとBタイプとCタイプの女子校が浮き彫りになります。

201

★応募者総数20人以上で多い順に並べてみると、Aタイプは、立教女学院、学習院女子、白百合学園、山脇、Bタイプは頌栄女子、共立女子、大妻、東京女学館(Aタイプでもあるかも)、江戸川女子、大妻多摩、田園調布、Cタイプは大妻中野、富士見丘、昭和女子(Aタイプでもある)。

202_20200319105701

★東京エリアの私立女子中高一貫校の帰国生定員総数は400名くらいですから、1人でも募集があり入学してきたならば、それはその学校にとっては、新しいステージを開く可能性があります。そういう意味で、前年対比で100%以上の学校を多い順位に並べてみました。

★すると、Cタイプの富士見丘、佼成学園女子、神田女学園、トキワ松、昭和女子、和洋九段女子、大妻中野が大勢を占めます。Cタイプは、英語教育にただ力を入れるだけではなく、英語で批判的思考力・創造的思考力まで育成する破格の学びの環境を整えています。

★偶然ですが、A、B、Cは、思考コードのA軸思考、B軸思考、C軸思考に対応します。

★普遍的精神にこだわる名門校は、A軸思考でもA3レベル思考に力を入れますから、論理的思考の土台をしっかりつくります。

|

« 首都圏模試「思考コード」2021(9)B軸(適用・論理)思考を考える②生活世界の経験も重要。 | トップページ | 首都圏模試「思考コード」2021(10)A軸思考(知識・理解)とB軸(適用・論理)思考の関係性を考える①見えるデータと見えない物語の重ね合わせ。 »

中学入試」カテゴリの記事