感染症に対応する都市機能の変容能力(3)神崎先生と多面的アプローチによる対話
★本日はもともと予定していた神崎史彦先生(株式会社カンザキメソッド代表・私立学校研究家)と対話をしました。今回の感性症に対する対応によって都市機能(物質と精神両面)の変容能力をいかにしたら掘り起こせるのか?がテーマでした。とはいえ、身近なことや仕事のことなど話は拡散しましたが(笑)。
(2月16日新中学入試セミナーin和洋九段女子で。中央でスピーチしているのが神崎先生)
★神崎先生自身、4月から慶応義塾大学湘南藤沢キャンパスで研究活動もします。パラレルにマルチに活動を開始しますから、自分の変容が社会にどのようなインパクトを与えるのかメタ的に自分を探究していくということです。
★その話を聞きながら、その社会を都市に重ねながら対話をしていきました。
①子供の未来の環境としての都市
②最高善を共有できる政治システムとしての都市
③最高善を共有できる経済システムとしての都市
④そもそも最高善とはどのようなマインドなのか
➄新しい経営組織を受け入れる都市
⑥新しい大学と中高の連携の在り方を創る都市
⑦新しいカリキュラムを支える都市
⑧寛容と不寛容と民主主義を対話できる都市
⑨人類学的哲学と免疫学的哲学をベースにできる都市
⑩そもそも人間存在とか脳と心の関係は?
⑪要素還元主義と関係総体主義の行方
⑫19世紀末から20世紀初頭のPBLの現代的意義
★などなど、多角的なアプローチで、今後の都市やそこに住まう市民の存在の変容について対話しました。ここ最近の文献リサーチや読書体験は、互いにかなり共通するところもあるので、情報ワクチンは都市機能の変容能力を攻撃するウィルスに対する抗体を創ることはできたと思います。
★もっとも、理想的な変容の仕方を決めるというより、その変容が生まれる要因や過程について対話していたと思います。
★プロトタイプをとにかく創りながらリファインしながらコンセプトデザインをしていこうと。
★私たちのワークショップはブリコラージュや野生の思考がベースですから、マシーンモデルは使いませんでした。
★今日のところは、一筋の道は向こうに見えたような気がしました。
★ZOOMでとも思ったのですが、ランチや食後のコーヒーを囲みながらだったので、距離をとって座りながら対話をしました。
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