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2020年2月27日 (木)

京都のノートルダム 動き出す(12)日常の授業シーンで 共感と対話と思考と寛容と行動と技術。

★NDの先生方と授業について語り合う際に、ふだんの授業を拝見して、それをきっかけに対話することが多いのですが、最近では特に約束もしないで、訪れたときに立ち寄ります。

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★今日もディーン先生がおもしろそうなPBL型授業を展開しているなと感じたので、少しだけ立ち寄りました。EAT TEXTという授業でした。いわゆるリーディングの授業ではありません。たしかに文章の内容を読むのですが、いくつかのクエスチョンについて、パラフレーズしたり根拠をテキストの中に探したりします。

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★生徒は、マナボードに回答を書き込んで、ディーン先生のところにもっていきます。内容だけではなく、文法的なチェックも受けるのです。ディーン先生の他の授業ではロジカルシンキングやクリティカルシンキングを社会問題にまで広げて発揮するダイナミックな授業も行っていますが、このようなリーディングやライティング、グラマー、ロジカルシンキグを丸ごときっちり詰めていく授業も行います。

★おもしろいのは、その時の必要性に応じてPBL型授業の展開やアクティビティの組み合わせは異なります。変幻自在のPBLです。

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★このグローバルコースの授業はオールイングリッシュで行われています。ですからチームティーチングでマキーガン百先生もいっしょに授業を行っています。日本語のサポートをするのかと思われるかもしれませんが、そうではありません。オールイングリッシュでディーン先生と同じように授業を行っているのです。

★社会科の森兼先生や霜田先生も同時間にPBL型授業を展開していましたが、立ち寄ったときにはちょうど授業が終了したところでした。残念。森兼先生は昨年からPBL型授業に転換し、授業デザインを豊かにしています。

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★まさに、教師も生徒も共に学びの道を歩いているわけです。

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