大妻中野さらに新しいステージへ
★大妻中野の教頭諸橋隆男先生は、各メディア・教育関係者に2020年の中学入試結果について第一報をリリースしました。
(データは、大妻中野作成のもの)
★諸橋先生よると、
主要入試である アドバンスト入試倍率は
2月1日AMアドバンスト:2,55倍・・・(昨年)2,16倍
2月1日PMアドバンスト:1,70倍・・・(昨年)1,67倍
2月2日PMアドバンスト:1,51倍・・・(昨年)1,52倍
2月3日AMアドバンスト:2,18倍・・・(昨年)1,51倍
となりました。近年では最高倍率でした。
★ということです。すごいですね。
★また、今年の中学入試の状況について、次のようなコメントもありました。
<入ってくる情報によると、中位校が軒並み受験生にとって厳しい入試だったとのこと。本校も現段階では、多くの受験生に悲しい思いをさせてしまう結果となりました。昨日入学手続きも締め切り(国公立併願者を除く)、本日2月7日付で繰り上げ合格はなしと㏋にも公式発表いたしました。>
★ということです。特に女子校は、普遍的精神をベースにした特色ある教育を強い信念をもって実践している学校と大妻中野のように進取の気性に富んだ人間力を育成するイノベーティブな教育を実践しているところに応募者が集中したようです。
★諸橋先生は、大妻中野の今年の中学入試の特徴を次のようにまとめてもいます。
【特徴】
・実受験者が多かった(欠席率が低かった)
・実入学率が高いと判断し、合格者数を絞ったが、それを上回る率の手続き数となった。
・GLC(グローバルリーダーズコース)への入学手続き者数も過去最高。
2クラスになる可能性もあり。
・平均点が高く、例年より学力も高いようだ。
★この学力が高かったというところは、たんに受験学力だけではなく、どうも新しい主体性をもった生徒像の予感がする受験生だったようです。
★20世紀型の主体性ではなく、次の時代の主体性とは何か?それは観念的ではなく、実際に入学してきた生徒が形づくっていくでしょう。そして、それに呼応するかのように大妻中野の教育もアップデートしていくでしょう。実際に学内ではそのような動きになっているそうです。2021年は大妻中野のさらなる新しいステージにシフトするということでしょう。
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