工学院 ベッキー先生とジョエル先生のオールイングリッシュワークショップ 会話と対話の関係性(1)
★工学院のサイエンスのベッキー先生と文学のジョエル先生が協働してオールイングリッシュワークショップを行いました。参加者は両先生も所属しているプロジェクトメンバーです。
★PBLを1年間ワイワイガヤガヤ研究してきました。前回は保健体育の先生と家庭科の先生が協働して開発したセルフコンディショニングのワークショップを共有しました。
★今回は、PBL授業の中で大切な会話と対話の関係性についてワークショップを行ったのです。日本人の教師の活用する会話や対話や議論をもともとそれが自然体で行っているベッキー先生やジョエル先生。お二人の会話や対話を共有してみようというのがねらいでした。
★ずっと一方通行型の講義に慣れてきた私たち日本人が授業の中に対話や議論を導入した時、どこか目的論的になり、自然な雰囲気をつくりにくいのは当然です。しかし、ベッキー先生やジョエル先生(外国人教師がみなそうだとは限りません。工学院ではPBLができるというのが前提で雇用契約が結ばれます)はもともと自然体として実行してきたし、そういう環境を創ってきたのですから、論より証拠体験しようということになったようです。
★椅子も机もない空間で一体何が始まるのでしょう。外部講師のワークショップもいっぱい行っている工学院ですが、ファシリテーターが内製されているのも工学院の大きな特色です。
★多くの学校は外部講師を招いて研修会とか行いますが、それが内部に持続可能になることはなかなか難しいですね。それは内部の先生方もファシリテートができるようになっていないからです。あるいはできても一握りの先生方しかファシリテートできていなかったり、プログラム開発ができていなかったりするからです。
★工学院の外部ネットワークのワークショップも多くの教師が行う内製ワークショップも両方できてしまう環境は、意外と他校にはないのですね。
★会話と対話のループが授業をおもしろくしかつ深くします。ベッキー先生とジョエル先生が普段の授業の中で行っている会話と対話のメカニズムをコンパクトに40分に変換して行ってくれました。引き続き、ご紹介していきますね。
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