京都のノートルダム 動き出す(2)多様な才能を受け入れる教育。
★今回のチャレンジノートルダムの説明会は、この時期に開催するのは初めてだそうです。にもかかわらず、いきなり体験型の説明会を開催できるとは、日ごろから経験を重視したワクワクするような学びが行われているからできることだし、この体験重視の学びは、先生方がワンチームになっていなければなかなかできないものです。
★それに、なんと在校生がおもてなしをしていたし、ファシリテーターとしてかいがいしく動いていました。体験型説明会は、日ごろの教育の質が全部映し出されますから、やろうと思っても、なかなか踏み出せないのが現状です。ノートルダムはそこをなんなくやってのけるのですからさすがです。
★体験は、ロケット飛ばし退会、ぴったり玉入れ、ぴったりブロックでした。ゲーム感覚でワクワクするものばかりです。とはいえ、背景にはちゃんと理屈があります。
★子供たちは多様な知性や才能をもっています。どの体験を選ぶかは、その子供の興味と関心にかかっています。1人ひとりの好奇心を大切にしているということですね。
★また科学的な知性に興味がある子供、身体能力に優れた子供、イメージが豊かな子供というように、多様な才能を受け入れる場のマインドセットもしています。
★それにどれにも共通しているのは、情況全体を身体で感じるセンスです。
★こうした多重知能の学習理論や就学前の子供の持っている非認知的能力を持続可能にする教育心理学の理論を学んでいる先生方がたくさんいるのもノートルダムグループの特色です。経験と実践と理論。どれも必要ですね。
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