工学院のPBL 生徒自身の「探究」行為をマインドセット②
★工学院の保険体育の柴谷先生によると、保健体育や家庭科は、もちろん知識も必要とするけれど、大量の知識を先行的に必要としないので、そこから自由にプログラムを作ることができますということでした。
★たしかに、保健体育の場合、自分の心身という最も身近なところから出発して、他者との心身との関係を最適化するにはどうしたらよいのかを考えていくことができます。メンタルトレーニングやヘルスコンディションニングについて、自覚している側面と無自覚の側面の両方についてアプローチする視座を明らかにすることができます。
★また、片瀬先生の家庭科の授業を見ていて感じるのは、その自他の心身を取り巻く環境との関係が最適かどうかをlearning by makingを通して考えていく授業になっています。メンタル面とヘルス面が、家庭環境、地域との環境、・・・・世界との環境とどのような関係になっているかやはり生徒自身の視座を明らかにすることができます。
★この保健体育と家庭科の2つの視座がクロスオーバーするようにデザインされたのが今回のセルフエンパワーメントです。初回ということもあって、端的にその視座そのものであるセルフコンディショニングを探るプログラムからはじまって、最終的にはそれがセルフエンパワーメントに拡大するパワーのあるプログラムだったということにメンバーと気づいていくそんなワークショップでした。
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