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2020年1月11日 (土)

自由と市場と組織と国家(21)和洋九段女子のPBL 新しい女性の世界を生みだす拠点

★和洋九段女子のように、女子校で、ここまで徹底してどの教科の授業でもPBLを貫徹しているところはありません。PBLは、互いに考え方や見方が違う生徒同士が議論し、気づきを得ます。そしてその気づきを論文やプレゼンに必ずまとめるので、視野の広い感性や知性、そして高次思考力を育成します。

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★1人1台タブレットを有していますから、高度な編集スキルも自由自在です。

★そして、まだ21世紀型教育改革を行って3年しかたっていないので、大学進学実績には直接は結びついていませんが、海外のAPプログラムのコミュニティに加盟し海外大学への学びも射程に入れています。海外大学への学びは、PBL環境が最適だからです。

★また、SDGsの活動も盛んです。SDGsに取り組んでいる企業や国連などの団体と連携してSDGsを学び、どう社会に活かしていくかその活動領域を広げています。

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★そして、その広がりは、当然海外にもつながるので、同校のもともと行ってきたグローバル教育とのシナジー効果も生まれています。

★各教科のPBL授業の中で海外大学に進学する骨太の学びの構えができ、国際貢献に自ら乗り出す新しい女性が生まれる機会に満ちている雰囲気も和洋九段女子にはあるのです。

★世界経済フォーラム(WEF)が毎年報告している男女格差ランキングによると、日本は153カ国中121位で、昨年110位から下降し、過去最低となったと昨年末報道が流れました。

★日本がますますひどくなったというより、海外の動きがジェンダーギャップを解消する動きに出ているのに、日本社会は動いていないということなのでしょうが、このまま放置しておくわけにはいきません。そんなとき和洋九段女子の生徒が国内で創造的活動をするだけで、実は国際貢献をしてしまうという状況が日本固有の特徴としてあるのです。

★女子生徒は、このまま日本社会の男女格差を甘んじて生きて行くのか、世界を巻き込んで問題を創造的に解決して生きて行くのか。女子生徒にとって、中学入試は、大きな選択意志決定の機会です。

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