八雲学園 柔らかくもストイックな教育「空手」
★八雲学園の教育は総合的といわれるとき、思い出すのは空手部で修業をする八雲生の姿。毎年イエール大学と国際音楽交流をしていますが、前日は、イエール大学の学生は、八雲の様々な活動に参加します。その中で、彼女たちが驚き目を丸くする八雲生の姿は「空手」の「形」の構えです。
★吹奏楽部、軽音楽部、コーラス部などといっしょにのびのびと歌い、多様な文化交流ではしなやかで楽しく、満面に笑みを浮かべて対話しているのですが、空手部の八雲生の姿をみて、文化というのは実に深いものだと驚嘆するわけです。はじめて目の前で圧巻の空手の「形」を見たというのですから当然でしょう。
★グローバル教育という英語や世界の文化に目が向きがちですが、八雲学園では日本文化の真髄を学んでもいるのです。様々な部活や教育活動は、その根っこの部分では、空手と同様「道」の精神がしっかりあるのです。
★イエール大学の学生は、リベラルアーツを学んできていますから、本質を鋭く見通します。八雲学園が世界に通じる日本人のマインドを育てていることをすぐに感じます。
★それゆえ、八雲生とそのマインドを響かせながら合唱ができるわけです。
★そして、自分たちも世界と共振するイエールマインドを歌の翼にのせることができるのでしょう。イエール大学の学生にとっても八雲学園の生徒にとっても得難きすばらしい経験が毎年生まれているのです。
★3月末には、石川県で行われる全国選抜大会へ出場。イエール大学の学生が驚いた空手の形は、これほどクオリティが高かったのです。彼女たちが驚くには、驚くなりの理由がちゃんとあったわけですね。
★そうそう、今年の東京オリンピック・パラリンピックの競技に「空手」が入っています。世界標準の部活が八雲学園では昔から行われていたわけです。
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