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2019年12月17日 (火)

12月15日21世紀型教育カンファレンスを終えて(02)

★今回のカンファレンスは、2011年から着々と21世紀型教育の質を向上させてきた機構の成長曲線のうち、2017年以降の教育活動の成果と4つめのブレイクスルーが起こる2020年以降の新機軸をみなさんと共有しようというのが趣旨でした。

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★このような成長曲線が描けたのも、実は5年前から準備してきて2017年に本格実施するようになったアクレディテーションという質の認定作業を行うようになったからです。21世紀型教育をやりますといっても、どの程度の教育なのか目標をたて、それを実証していかねばなりません。

★そこで、20世紀型教育の最高峰のいわゆる御三家をスコア上超えることができるか機構加盟校は、それぞれ挑戦してきたのでした。機構の事務局は、まずは目指すべきルーブリックをつくり、これまでリサーチしてきた海外名門校の教育の質が100%に近くなるものを制作してきました。

★そんな話をまずは、司会者側から説明させていただき、実際に、2017年から2019年の加盟校の平均の質の右肩上がりのスコアカーブもお見せしました。

★そして、このアクレディテーションの満点スコアに到達したときには、どんな地平が拓けるのか、すでにスコア満点を振り切っている世界の名門校200校のコミュティ「ラウンドスクエア」の動画を流すところから始めました。

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★この動画は、八雲学園が作成したものです。というのも、八雲学園は長い認定審査の結果、2017年にラウンドスクエア認定校になりました。そこからの八雲学園の変貌ぶりはすさまじく、そのプロジェクトのリーダーである近藤隆平先生にのちほど話してもらうのですが、加盟校が多くのグローバルコミュニティと交流している姿の究極のケースなので、今後の21世紀型教育機構のあるべき姿のよき導きになります。また今後のビジョンを立てている多くの学校にも参考になるのではないかと思ったからです。

★それに、参加した方々もイメージしやすいと思い、流しました。おそらくインパクトはあったと思います。世界の高校生がすでにグローバル市民として自分のアイデアを実行に移し、自立した行動をとるのは、実に当たり前である姿がそこにはあったからです。

★日本は、まだまだ教師に監視される子供としての学校環境がいかに多いことか、それでは低迷した日本を変えることはできないでしょう。そういう問題意識も共有することができたと思います。

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