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2019年12月22日 (日)

12月15日21世紀型教育カンファレンスを終えて(06)工学院 21世紀型教育機構の理論的支柱として実践モデル構築

★工学院大学附属中学校・高等学校の平方校長は、21世紀型教育機構の副理事長であり、一般財団法人東京私立中学高等学校協会副会長であり、文科省の高大接続改革の分科会メンバーです。したがって、工学院と私立学校と日本の教育全体を俯瞰して、日本の国力を復活できる人材育成教育を構築しています。もちろん、国家のためが一義ではなく、高邁な精神をもちイノベーティブな勇敢な人間力の育成が結果的に国や社会や世界に貢献するはずだという信念です。

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★この6年間の工学院の21世紀型教育の推進は、実は21世紀型教育機構の理論的支柱の形成とその実践モデルの構築と言っても過言でない程対応しています。6年前の思考コードを作成する研究開発から始まり、今ではグローバル教育3.0の完成にあと一歩のところまで来ています。

★そして、この思考コードのたたき台を作成した1人教務主任の田中歩先生が平方校長と壮絶な高次コミュニケーションをとりながら、一方で、先生方を巻き込む共感的コミュニケーションをとりながら、平方先生の描くコンセプトやビジョンを実践してきたのですが、その中から理論が生まれ、それが21世紀型教育機構の理論的支柱ともシンクロしていきます。

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★今回、田中歩先生は、臼井先生と共に、カンファレンスの会場であった工学院大学新宿キャンパスのアーバンテックホールの運営から参加者の案内、片付けまですべてサポートしていました。田中歩先生との付き合いは長いですが、こういうときにこそ、理論と実践と高次&共感的コミュニケーション行為という得難い才能をフルに発揮できる教師であることが、改めて実感できたわけです。

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★平方校長が登壇される直前、司会者である私は、この一見小さき9つの領域の思考コードが、6年間の間に多様なグローバルプログラムを開かせたという紹介をしました。小さく創って大きく育てるPBLの基礎的な発想の実現をしているのです。

★その背景には、田中歩先生をはじめ、当日参加されていた同校の先生方の涙ぐましくも挑戦的に<新しい学びの経験>を創り世界に拡大していく前のめりの行動力があったわけです。その一つのエビデンスがアクレディテーションのスコアです。

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★田中歩先生が教務主任に就任して2年目の今年、アクレディテーションのスコアは見事に復活し、しかもその飛躍のカーブは、学内の勢いを反映していると予想できます。

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