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2019年12月 4日 (水)

21世紀型教育機構の教育の質(01)第Ⅰブレイクスルー(BTⅠ)

★21世紀型教育機構は2011年秋にプレ発足をし、2013年春に世にお披露目しました。およそ2年間、時代の精神に耳を傾け、一握りのファーストクラス(競争社会)から生徒みんながクリエイティブクラス(協働社会)にシフトするときに必要な教育とは何かについて議論をしていたのです。

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★ファーストクラスを生み出す競争社会のトップモデルは、いわゆる男女御三家ですから、その教育をクリエイティブクラスを生み出す協働社会という基準で教育の質を研究しました。同時にチャドウィックスクールとケイトスクールとかチョートースクールなど海外名門校の教育の質もリサーチしました。

★構想期は、教育のパラダイムシフトが起これば、男女御三家の教育の質を超える21世紀型教育を創ることができると確信をもち、2013年出発することにしたのです。第1ブレイクスルー(BTⅠ)が起こりました。パラアイム転換に向けてのビジョンを共有し啓蒙活動(セミナーとかカンファレンスとか)を通して活動することになったのです。

★しかし、機構は、だれかオーナーがいるいわゆる法人組織とは違います。加盟校が同じように急激に変化することはできません。もしかしたら、今はやりのTeal組織バージョンかもしれません。

★ですから、共通の21世紀型教育基盤を共有し、その上に、各加盟校独自の教育を展開していくことによって、各加盟校1つひとつが成長すると同時に、機構全体も成長するという協働型コミュニティのプロトタイプを自分たちがまず成るということを決めました。競争社会から協働社会へパラダイムシフトするそのプロトタイプを形成することにしたのです。

★そこで、共通の21世紀型教育基盤の構成要素を議論しました。今の21世紀型教育機構の基盤は、その90%が現在も続いていて、この基盤を持っている学校は、実は加盟校以外にはほとんどありません。それがいいかわるいかは歴史が証明します。それぞれの想いで学校は教育をつくっていくのは基本セオリーです。

★とにかく、この基盤のイノベーションがトリガーになり、男女御三家の21世紀型教育の質を超える第2ブレイクスルー(BTⅡ)を2015年に迎えることになります。断っておきますが、男女御三家の教育を批判しているのではありません。基準が違うだけの話です。

★おそらく、機構のこのBTを迎える物語は、未来でサバイブする子供の教育に関心がある保護者、多くの学校、そして日本の教育に役に立つでしょう。12月15日は、カンファレンスで、21世紀型教育機構の成長物語を共有いたしましょう。

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