21世紀型教育機構の教育の質(06)第4期ブレイクスルーへのジャンプの準備(2017年~2020年) 。≪Z世代≫の生徒も参加。
★21世紀型教育研究センターは、画期的なセミナーやフォーラムを行っています。今年5月富士見丘で、「グローバル教育カウンシル」を開催。加盟校の教師対象の研修で、文化学園大学杉並のDDコースのリヨ・ホイットニー校長によるミニPBLワークショップをはじめ、各学校の英語教教育や世界標準の思考力育成プログラムに関連するワークショップを行いました。カナダのBC州の学びと日本の創意工夫した学びを互いに体験し、リヨ校長は日本流儀の考え方を尊重し、日本の先生方はドライビングクエスチョンというSTEAM型の問いの作成を学ぶなど、グローバルな学びのセッションを仕掛けたのです。
★6月には、順天の理軒ホールで、「未来を創る学校フォーラム」を開催。このイベントから、いくつかの加盟校の≪Z世代≫の生徒が本格的に参加するようになりました。
★≪Z世代≫の生徒自身が先生方のチームに入り込み、ジェネレーターとして「未来を創る学校」について考え方を編集していきました。生徒の自由な意志を尊重する学びの環境やアクティブラーニング・PBL授業の比率をもっとあげること、学習指導要領にこだわらないもっと世界をみたプログラム、学校間の境界を超えること、SDGsをはじめ世界に貢献できるもっと現実的な学びなどといった未来を創る学校のアイデアを先生方と議論していきました。
★ここから≪Z世代≫の生徒の学校間の境界線を超える活動も始まりました。SDGsの動きは、学内の授業の中で行われているだけではなく、もっと手を広げていかなければならないというのは、なるほど目からウロコでしたが、その行動力がパワフルなのに驚愕でした。
★9月には静岡聖光学院で、「グローバル教育シンポジウム」を開催。静岡聖光学院は、急激にグローバル教育3.0に突き進み、シンポジウム開催時に、同校独自の海外ネットワークを集め、国際サミットを行っていました。それゆえ、東南アジアの≪Z世代≫の生徒も参加してシンポジウムは進行したのです。
★教育研究センターの方針は、教師も生徒も共に<新しい学びの経験>を創っていくことを大切にすると同時に、国際的なネットワークを広げて、本物の世界標準の学びを創出していくことです。
★10月前半聖学院で「未来を創る教師セミナー」を開催。PBL授業を生み出す学びのデザイナー兼ファシリテーターとしての教師のスキルを共有しました。ここからは、一般公開で、多くの学校・教育関係者とワークショップを行いました。また、夏季中にカンボジアで起業活動を行ってきた≪Z世代≫の生徒も参加し、自分たちのような生徒が生まれるには、どんな教師の力が必要なのか気づきの多いセミナーになりました。
★10月後半工学院八王子キャンパスで、「21世紀型STEAM教育フォーラム」を開催。マイクラをつかってクリエイティビティを発揮していく体験を参加者と行っていきました。学校の教師・教育関係者が各チームにわかれ、そのチームのジェネレーターとマイクラ操作を工学院の生徒が行いました。彼らは≪Z世代≫クリエイーターで、すでに様々な賞を受賞しています。しかも、シンガポールでSGDsのある問題を解決するスーパーアプリを提案をして優勝してきた生徒もいます。
★中1と中2の生徒でしたが、クリエイティビティのみならず、論理的に話を展開していくのも得意でした。もちろん、英語力もすさまじい。ICTと英語力では、実は大人もかなわなくなっているという現実にこれまた驚愕でした。
★このような21世紀型教育機構の≪Z世代≫の生徒の成長はいかにしてうまれるのか、12月15日のセミナーで共有いたしましょう。
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