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2019年12月 9日 (月)

21世紀型教育機構の教育の質(05)第4期ブレイクスルーへのジャンプの準備(2017年~2020年) 。21世紀型教育研究センター開設。

★2017年~2020年は、21世紀型教育機構は、各加盟校の教育の質を海外名門校に照準を合わせてさらに高めていくために、以下の3つを実行しています。

Ⅰ <アクレディテーション>という実証的手法でエビデンスを共有し改善。

Ⅱ <グローバル教育3.0>というアップデートに向けて改善。

Ⅲ <21世紀型教育研究センター>(リーダー:聖学院児浦先生、工学院田中歩先生)を新設し、会員校のための「PBL研修」、「未来を創る学校のフォーラム」及び一般公開向け「PBL研修、STEAM研修」など夏期休暇を除けば、毎月のように開催し、ソフトパワーを強化。

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(10月工学院八王子キャンパスで開催した「21世紀型STEAMフォーラム」で。企画・運営した教育研究センター及び機構サポートメンバー勢揃い)

★いわば、この2017年~2020年は、21世紀型教育機構のソフトパワーを強化する改善期なのです。

★この不思議な組織は、いわゆる株式会社や学校法人のような組織ではありません。ナチュラルオーガニゼーションというべき、有機体的組織です。多様なアイデアとその実践の共有により新たなプログラムができ、そこに≪Z世代≫の生徒まで参加し、成長していきます。そのエビデンスをアクレディテーションという実証的手法で明らかにしていくわけです。弱みを強みに転換する分析をするわけです。そして、教育センターが音頭をとって研修していくわけです。

★教育と成果の因果関係は、実はわかりにくいのですが、21世紀型教育は、今までやっていないことですから、その結果、今まで関心をあまりもたれてこなかった領域で成果があがったかどうかは実にビビッドに生まれてきます。

★たとえば、クリエイティブラーニングやプレイフルラーニングが織り込まれているPBL授業によって、Fabラボのコンクールで優勝したり、平和を訴える動画づくりでNY国連で賞をもらったり、難関校常連の模擬国連で活躍したり、パラリンピックのボランティア活動やSDGsの活動がメディアで取り上げられたりしているのです。

★20世紀型教育からよく揶揄される大学合格実績も、AO入試や公募推薦でグローバル教育3.0やPBLによる探究活動を通して、上智やICU、立教、青山などにたくさん入り始めています。海外大学も世界大学ランキング100位以内の大学に合格する生徒が各加盟校から出始めました。

★偏差値というものが、私立中高一貫校の教育の質とは相関がないことが次々と証明されていくことでしょう。なんといっても、偏差値は20世紀型教育の質を測るものです。21世紀型教育の質はルーブリックによって新たに測定しなければならないのです。それがようやく21世紀型教育機構から始まったわけです。この歴史的な画期的な事態に気づいている人は、まだまだ少ないのです。

12月15日のカンファレンスで、アクレディテーションによって測定できる具体的な教育の内容を登壇者と共有いたしましょう。

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