アサンプション国際中学校・高等学校の≪Z世代≫生徒 PBLを深め根本問題をたどる。(1)
★アサンプション国際中学校・高等学校は、21世紀型教育改革を推し進め3年が経ちました。その改革の制度的側面は、共学化と名称変更でした。そして学びの側面は、ハイレベルな英語とPBLとICTの活用でした。
★制度的側面の改革は経営的な側面でもあり、それは決断したらすぐに出発できますが、学びの側面は、そう簡単ではありません。試行錯誤、手探りをしながら研究開発をしていかざるをえません。時間はかかります。生徒といっしょに<新しい学びの経験>値は教師もあがっていきます。したがって、焦らずじっくり身構え、小さく始めて大きな渦になって学内学外を巻き込んでいく進化をたどります。
★今回も、中1の探究の授業で、「ウータン・森と生活を考える会 HUTAN Group」の石崎雄一郎さんと近藤美沙子さんをお招きし、ワークショップを開催していました。同校の探究のベースの1つには、SDGsの探究があります。3年目とあって、SDGsを知って理解するから、自分たちで何ができるかへだんだんシフトしてきていますが、何より世界の根本問題を解決しようと実際に活動している方々の話に耳を傾け、大きなそして深い気づきを抱くことは、自分たちがなぜ行動しなければならないのかという内発的な意義を有することができます。
★HUTAN Groupで、石崎さんと近藤さんは、ボルネオ島の森に多様な生物と共に住む人々の環境を守る活動をしています。中高生のボルネオでの体験ツアーや研修も行っています。
★まずは、9つの問いをグループで考えるところからワークショップは始まりました。ボルネオ島は世界で一番大きい島なのか?ボルネオ島ではチンパンジーが群れを成して生息している?など一見知識問題のような問いを考えていきます。
★しかし、解き終えるにしたがって、その問いが重要な循環を示唆していることが判明していきます。一見関係ないようなことが結びつき、その結びつきは、実は遠くボルネオ島の話だけではなく、いまここにいる自分たちに折り返ってくるということに気づきます。
★石崎さんは、生徒たちが一通り問いの解答を終えたところで、一問一問解き明かしていきます。解き明かしが進むにつれて、SDGsに取り組んでいる自分たちは、いかに対岸の火事という態度をとっていたか思い知らされるのです。
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