G-STEAM教育(01)日本の教育はゆでガエル 文科省も文科省を批判する教育ジャーナリストも ≪Z世代≫の活躍を無視しすぎ
★文科省や経産省が言ったからではなく、これからはG-STEAM教育だし、スタートしているのです。この行く手を阻むのは、共感を得るすべを知らなすぎる政府―官僚の適性続きのなさと非科学的な教育ジャーナリストの茶番です。真実は常に確からしさです。それなのに、不動の真実があるかのごとくそれに従ってただ批判するのです。分析的で論理的な指摘をあげつらうのです。改革をサポートする企業と税金の関係を疑い、金もうけをしようとしているのではないかと、あたかも鋭く批判しているようですが、その批判執筆によって、印税がはいるわけです。格好の稼ぎポイントなわけです。結局は、強欲資本主義経済システムの恩恵を分け合っている茶番です。付き合いきれません。それが科学的だとか思っているのでしょうか。とんだ合理主義です。それから、それに乗っかる生ぬるい古い教育関係者。もう心ある教師と≪Z世代≫がタッグを組んで先に行くしかありません。
(2019年11月6日、ニューヨーク国際連合本部1階メインロビーSputnik Loungeにて、Peace in the Streets Global Film Festival2019授賞式が開催され、工学院大学附属高等学校1年生6人が出席。同校のG-STEAM教育の環境のサポートも大いに役立っています。)
★なんてことは、私が言うまでもなく、すでに始まっています。平和は、もちろん国際関係の力学がありますから、国家による政治的働きかけは大事でしょう。大企業による経済システムの安定を広げるロビー活動もそりゃあ大切です。しかし、≪Z世代≫は、G-STEAM教育によって、国家や企業と対等に渡り合える言語・創造的思考・ネットワーク・インパクトアート・テクノロジー、コラボレーション・コントリビューションなどの能力を持てる<個人>になっていきます。すでにどんどんなっていますね。
★このような<個人>の資質・能力や知的技術、倫理観などを醸成する教育がG-STEAM教育です。Gはグローバル教育を指します。今回の大学入試改革の英語教育のとん挫の部分はこのGの部分をできるだけ多くの生徒と共有する機会を奪いました。政府―官僚の適正手続きがないのも大問題ですが、その批判を今始めたわけでもなく、最初からやりたくないという後ろむきな発言を後押ししていたのは、一部の教育ジャーナリストです。
★そして、STEAMのAであるArtsの世界は命がけなのです。アート資本主義の中で、ジレンマをかかえながらどうやって次のシステムを創っていけるのか、世界のアーティスは常に挑戦しています。
★それなのに、文化庁、結局文科省は、政権批判をするアートを排除するありさまが続いています。そしてそれを後押しする通俗的でゆでガエル信奉者のコメンテーターがまたまた影響を与えると思ったら、教育関係者までも、生ぬるいSTEAMのAを語っている始末です。
★そんなとき、女子美がアートを英語で語る教育を始めました。G-STEAMへのスタートです。
★このままでは、日本はゆでガエルだ、まずは自分たちが切り拓くしかないと決意したのでしょう。
★とにかく、あまりも生ぬるいので、国際社会は日本を吐き出すでしょう。
★多様性は大事だと言いながら、同じ考えの仲良しグループの中でのいろいろな発想で、パラダイムそのものが違う向こうの人は排除する日本。すべては学歴社会の閉じられた中での椅子取りゲームでやってこれた戦後日本社会のなせる業です。これを崩すことこそが根本的な問題なのに、センター入試続行を期待するとか何事ですか。大学入学共通テストもさっさと中止すべきでしょう。
★この学歴社会を批判しつつ、どっぷり加担してさもジャーナリストだと言いまくっているとはどうなんでしょうね。
★とはいえ、G-STEAMを止めることはできないのです。それは時代の要請ということもあるでしょう。言っておきますが安倍政権が自分で考えたわけでも、自己正当化のためにこの路線を引いたわけでもありません。そんなことをいうような人もいますが、G-STEAMのために言いますが断固違います。安倍政権は便乗しただけです。
★G-STEAMは≪Z世代≫の内側から出てきた欲求と時代の要請がシンクロしたのです。マーケットのニーズだとかマーケティング的になんていう人もいますが、それもまた便乗です。まったく愚かしい。
★批判するのはまあいい。でも、G-STEAMの流れを遅らせることだけはやって欲しくない。とはいえ、私が言うまでもなく、G-STEAMの勢いは彼らを飲み込んでしまうでしょうけれど。結局、G-STEAMは進みます。広がります。すべて世はこともなしというわけですね!
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