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2019年10月 3日 (木)

PBLの世界(33)聖学院の毎回の授業で生徒は成長する

★昨日、聖学院フューチャーセンターで、児浦先生主宰の「授業デザイン研究会」が開催されました。10月12日(土)の思考力セミナーのプログラムに同僚が参加するデモンストレーションであり、セミナーに込められている授業のエッセンスを「アクティビティアイコン分析」と「思考コード分析」をしました。

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★また、10月6日(日)に同校と21世紀型教育機構と児浦先生がリーダーの21世紀型教育研究センター協働主催による「第1回未来を創る教師セミナー」の準備も兼ねて、内田先生のU理論分析も行いました。

★多角的なアプローチで授業を分析したり統合したりしたけわけですが、それに耐えられる豊かな質の授業が思考力セミナーで行われていることが改めて同僚の先生方とシェアできていたようです。

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★まずは、思考力セミナーに小学校6年生になったつもりで、同僚の先生方が参加。内容は10月12日(土)に行われますのでここでは公開できませんが、同僚力がすさまじく、いろいろな反応を受験生になったつもりでロールプレイしていました。ファシリテーターである本橋先生と内田先生は、その反応をみながら、プログラムを軌道修正していました。

★こうして、本番はもっと洗練されたプログラムになるという仕掛けです。

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★セミナーのワークショップ終了後、すぐにスクライビングをして授業の流れをフローチャート化しました。もうこのスクライビングは聖学院の先生方にとってはお手のもので、授業を議論しながらリフレクションし再構成していきます。

★そして、いつもなら、学びのスタイルを分析するのですが、今回はアクティビティアイコンでフローチャートを置き換えなおしました。そのうえで、それぞれのアクティビティで、生徒はどんな気持ちになっているのか、どんな能力を発揮しているのか、どちらかというと非認知能力の言語化をしていきました。

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★このスリリングな詳しい内容は10月6日のセミナーのワークショップでも行いますので、ここではまだ控えておきます。とにかく、聖学院の先生方が、一時間の授業の中で、生徒の内面のダイナミックな変容(外から見ていると小さなサインでしかありません)を見逃さない目を有しているのに感動しました。このような教師がたくさん存在しているから人気があるのは当然ですね。

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★さらに、そのアクティビティでどのような思考の深さに生徒は没入していくのか「思考コード」分析をしました。先生方は、思考コードをすでに使い慣れているので、思考コードをプラットフォームから引き出さないで、自然に分析していきました。

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★そして、内田先生がU理論(このUは内田を示しているわけではないそうですが、どこか象徴的でした^^)に沿って、各チームが分析した「アクティビティアイコン分析」「思考コード分析」を子供の成長のダイナミズムに「統合」していきました。

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★気づきを生みだした生徒自身が自分の創造性を発見し、それを結晶化していく授業展開を自分たち教師は行っているのであり、その結晶化したプロトタイプを世界に広げていく多様な教育活動の意味を改めて先生方は味わっていました。児浦先生は授業と多様な教育活動が有機的に結合している実感を共有できたとリフレクションしながら研究会を終えました。

 

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