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2019年10月 2日 (水)

PBLの世界(32)学力も伸ばす才能も開花する学びのコンビネーションは?

★才能は伸ばすけれど、現状の大学入試問題が解ける学力は伸びないでは困ります。もちろん、学力は伸びるけれど、才能は開花されないは、今後の<新しい学びの経験>では論外です。しかし、学力だって捨てたものではない。才能が開花すれば、学力が伸びなくていいなんて、それも論外ですね。

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★授業は「レクチャー」「問答講義」「PIL」「PBL」に大きく分けられるけれど、学びの内容によってコンビネーションが妥当です。学力だけを伸ばしたいのなら、「レクチャー」が最適でしょう。

★生徒との対話を重視し、理解を定着させるには「問答講義」がよいでしょうが、これだと学力も伸びないし、才能も開花しませんね。もちろん、生徒自身の能力で、勝手に学力を伸ばし、才能を開花する場合はあるでしょう。

★しかし、もっとも「学力」を伸ばす方法は、「PIL」です。残念ながら、これはほとんどの学校で実行できていないですね。ICTがないとうまくいかないからです。

★「PBL」は才能を開花するけれど、学力を伸ばすのは、ダイレクトな目的ではないから、やはり「PIL」とのコンビネーションが最適です。

★このPIL×PBLを行う準備ができているプログラムを用意している学校を探しましょう。

★10月6日の聖学院でのセミナーと10月27日の工学院でのフォーラム両方参加するとそれがばっちりわかります。

★才能も開花し、大学合格実績も出せる方法です。教育は理想主義だけでも現実主義だけでも、生徒にとっていい迷惑です。両方必要です。プラグマティックな教育実践こそ希望です。

★理想ばかり語っている教育者は空虚だし、現実ばかり語っている教育者は愚かです。メディアに幻惑されないようにしましょう。

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