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2019年9月17日 (火)

2020年からの中学入試(14)八雲学園 学内で、RS(Round Square)を通して、世界から学ぶダイナミズムが生まれているわけ

★前回、八雲学園の学内で中学からRS(Round Square)の意義を受け入れている大きな流れができあがっていることを紹介しました。その浸透力には、同学園理事長・学校長の近藤彰郎先生の英断が強く影響しているわけですが、それだけでは、こんなに速く浸透しません。

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★IB(国際バカロレア)もそうですが、このように外部機関と連携するには、大胆な外交官であり、優れたコーディネーターであり、繊細なファシリテーターといったマルチロールプレイヤーであるキーパーソンが学内側に存在していることが必須です。

★八雲学園は、英語科主任の近藤隆平先生が、まさにその役割を果たしています。米国の大学を卒業していて、活動拠点はサンタバーバラ―といっても過言ではないほど、米国と日本をいったりきたりしています。

★9カ月留学も、学園の外国人教師とUCサンタバーバラの外国人教師とをつなぎ、協働しながらプログラムをデザインし運営しています。このプログラムを土台にRSの活動が始まっていますから、RSのコーディネートも近藤隆平先生が世界を飛び回りながら行っています。

2019年6月23日(日) 順天学園で、第1回「未来を創る学校フォーラム」(主催 21世紀型教育機構)が開催されました。そのときのキーノートスピカ―として近藤隆平先生は登壇され、「Round Squareと共に未来を創る」と題して講演されました。手続き的な話や技術的な話もされましたが、何よりRSの理念を共有浸透するための「Baraza」の話は圧巻でした。

★これは、スワヒリ語で"集会・会議"を意味します。八雲学園が加盟するラウンドスクエアの国際会議で必ず行われるBarazaのプログラムでは、世界情勢や文化の違いなど、幅広い話題についての意見交換をするわけです。そして、この「Baraza」という<対話>を八雲学園に生徒自身が広める委員会を作ったというのですから驚きです。それは学内で広まるはずです。

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★そして、感動したのは、近藤隆平先生は、最後にもう一度RS創設者クルト・ハーンの次の言葉を共有して講演を締めくくったことです。

I regard it as the foremost task of education to insure the survival of these qualities: an enterprising curiosity, an undefeatable spirit, tenacity in pursuit, readiness for sensible self denial, and above all, compassion.

私は、次のような能力の資がいつまでも続く保証をすることを教育の最重要な仕事だと考えています。進取の気性、打ち負かされないスプリット、追究への粘り強さ、賢明な自己否定の準備、そして何よりも思いやり。

★この精神性は、八雲学園の建学の精神そのものです。世界の優れた私立学校が加盟しているという意義は、このような豊かで賢く高邁な勇気ある精神を共有しているということだったのです。

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