富士見丘 明海大学GMMサマースクールに参加 オールイングリッシュの大学のPBL体験(3)
★プレゼンテーションのコーディネートは、吉田成利准教授が行いました。各チームの講評は、ハワイ大学のラッセル・ウエノ教授とマレーシアのサンウェイ大学のダニエル教授をはじめ、GMMの教授陣と吉田ゼミのチューター。
★今回のテーマは、簡単に言えば、2020東京オリンピックを契機に、日本のインバウンドをどう増やせるかということだが、富士見丘をはじめ参加した高校生は、かなり多面的なアプローチをしました。
★それは、GMMの先生方のある意味ねらい通りでした。グローバルマネージャーとは、ツアー工程やイベント業務を仕切ることもあるでしょうが、それだけが目的ではありません。ツーリズムを通して、都市や国の魅力づくり、環境問題の解決、異文化理解、国際イベントを通しての平和づくり、グローバルコミュニケーションを保障する法整備、世界の格差をいかにケアできるかNGO的なボランティアコミュニティの創設運営、産官学の協働を仕掛けて、新しい時代を拓くビジョンづくりなど、世界の平和と幸せをマネージメントしていくリーダーシップを発揮するコンピテンシーを身に着けることでしょう。
★多角的リサーチ力、世界を巻き込むリーダーシップ、ツーリズムにかかわる国内外の法の整備の知識、インバウンドを相互に生み出すための資本調達の技術などが必要になってくるです。
★今回の高校生のプレゼンテーションは、かなりチャレンジングでした。東京オリンピックに世界の人びとを迎え入れるための、現状のデメリット・メリット分析、開催中の問題点の解決、何より終了後の経済ギャップ問題の解決についてアイデアを出し合いました。
★東京オリンピックを契機に日本の観光業を盛り上げるには、日本の文化や魅力をもっと広げることですが、そのためのSNSやアーカイブ、動画の創意工夫については、デジタルネイティブあるいはZ世代ならではの発想でした。
★ラッセル・ウエノ教授は、プレゼンの構造(ストラクチャー)がわかりやすいとか、グラフや図など多面的なアプローチが説得力があるなどポジティブな講評をしていました。
★ダニエル教授も、みなさんは本当に高校生ですか?大学生ではないのですねと驚嘆しながら、動画による広報などICT関連の技術について丁寧に評価しフィードバックしていました。
★たしかに、プレゼンテーションツールの編集は、実によいデキだした。キーワードでインパクトがある表現をしていたり、動画、図、グラフなどのコンビネーションも説得力がありました。
★しかし、同時に参加者が改めて、アニメや各都市の祭りなど日本の魅力を多角的に共有できたし、英語の教育問題も思い知りました。都市の交通インフラが、まだまだ交通渋滞、大気汚染、交通事故など問題が山積し、海外に比べてWifi環境の不足など課題山積でした。2020年東京オリンピックを契機に、これらすべてはSDGsに含まれる問題ですが、その問題解決につながることこそ究極の東京や日本、そして世界の魅力を創発する試みであることが共有できたサマースクールになりました。
★最後に、1人ひとり修了証書をラッセル・ウエノ教授から授与し、閉会になりました。
★感動の余韻に浸りながら、帰途に就いたのですが、背後でじゃんけん大会が始まっていました。さすがはグローバルサマースクール。終了後は思い切りはじけるサプライズがあったわけですね。たしかに隣はディズニーランドです。もしかしたら夏休みの特別イベントなどがあるのかもしれません。何が行われているかわかりませんでしたが、真剣に学んだあとは思い切り弾けて遊ぶのもグローバルリーダーシップの手腕です。
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