富士見丘 明海大学GMMサマースクールに参加 オールイングリッシュの大学のPBL体験(2)
★私が見学に訪れたのは、2日目の午後でした。ランチが終わり、最終プレゼンテーションに向けてスライド作成及びリハーサルを行っているところでした。
★6つのチームに分けれてPBL(Project based Learning)を行っていましたが、昨年までと違いチームのできあがりが違いました。なぜだろう?ふと見ると、チュータが各チームにいました。
★GMMの准教授吉田成利先生によると、先生のゼミ生だということでした。今回チュータとして参加した学生は、みな留学生です。GMMがオールイングリッシュで行われているため、日本語ができる学生はほとんどいません。みな英語を使います。
★したがって、チームは英語でブレストからリサーチ、編集をしているのです。そして、留学生はグローバルマネージャーとして、リーダーシップを学んでいるので、プロジェクトチームのサポートは自分たちの実力を試してみる場でもあったのです。チュータ自身が高いモチベーションを燃やしているのですから、それが高校生に伝わらないはずがありません。
★まして、ラッセル・ウエノ教授の「オリンピックとツーリズム」の講義を聴いて、「日本への観光客数を伸ばすためには2020年東京オリンピックをどのように活用すればいいのか」というテーマを深めるのですから、英語力だけではなく、リサーチ力、クリティカルシンキング、クリエイティブ思考力をフル回転するのです。取り組みに集中するのは当然です。
★それにしても、富士見丘の高校生は、みなラップトップを活用して、リサーチをしたり、スライドを作ったり、編集したりします。学校では、全員1人1台の環境(中1から高2)になっているということです。そして、社会では当たり前ですが、現状の学校で、スマホまで使うのはかなり革新的です。
★リサーチやスライドづくりはラップトップで行うのですが、プレゼン用のストリーはスマホを活用しているのです。ラップトップとスマホを活用したPBLが当たり前になっている富士見丘は、ICT活用もかなり革新的です。
★かくして、プレゼンに向かっての準備は、PBL空間として最適の図書館で、着々と進んでいったのです。
★ちなみに、今回のテーマは次のような問題ともシンクロします。
≪2020 年には東京でオリンピック・パラリンピックが開催される予定であり、2025 年には大 阪で万博(万国博覧会・国際博覧会・World Exposition)が開催されることが決定した。こ うした国際的で大規模なイベントを現在の東京や大阪に誘致し開催することの是非を、過去 に開催された東京オリンピック(1964 年開催)および大阪万博(1970 年開催)と比較しな がら多面的に論じなさい。≫
★この問題は、今年春の東京大学文Ⅱの帰国生入試で出題された小論文の問題です。東京大学も一般生には、このようなハイレベルな問題は出題しません。一般生は世界標準の勉強はしてきていないけれど、帰国生は世界標準の勉強をしているからという、世界の教育時事情の違いを考慮してのことだそうです。
★どうやら、明海大学のGMMの研究や教育の質は、東大が求める帰国生の資質能力に一致しているということでもありましょう。
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