2019東京都私立学校展(5)PBLやアクティブラーニングで生徒の学びを変える学校が熱い!
★八王子で、ある意味行列ができる高校と言えば、聖パウロ学園。授業はPBLを中心とした≪対話≫がベースの授業が展開している。教師と生徒の信頼関係が、生徒の学びのモチベーションを高め、学び方を創り上げようという学習行動に進化していく学校だ。
★先生方の笑顔が安心安全な学びの環境を生み出している。広報部長の望月先生(社会科教諭で、神話や民話、童話の背景にある歴史物語を生徒と発掘しながら授業を展開する)によると、都心の私立学校展がゆえに、ブースに立ち寄る受験生は少ないと思ったが、昨年の倍以上の方と対話ができたということだ。
★同じように八王子に位置する工学院にも受験生と保護者が昨年以上に訪れた。PBL授業をベースにヨーロッパ、オセアニア、東南アジア、米国と多様な海外研修を繰り広げ、一方でSTEAMによるモノづくりの生徒の実績がメディアを騒がせている。News Picksに6ページもの記事が掲載される程のNew Power Shool。工学院大学の新宿キャンパスでも週1度ペースで高校インタークラスの英語による哲学授業や中国の授業が行われている。
★アクティブラーニングの見学ができる学校と言えば、日本全国から注目を浴びているのは、かえつ有明。思考力入試の中でも、アクティブラーニング入試は、中学入試市場に大きなインパクトを与えた。帰国生からも大人気の世界が求める最も生徒がハートフルになれる学校。
★そして、女子校でPBLといえば、和洋九段女子である。PBL入試の体験授業はいつも満席。PBL授業で、多角的な視点をもち、PBL型授業ベースのグローバル教育で世界的視野を身に着けて欲しいという進取の気性に富んだ保護者が今大注目している。
★2学期からは英語でPBL授業体験ができる英語入試対策授業も企画しているが、すでに申し込みは殺到している。PBL授業で、生徒が笑顔で真剣に思考に没頭し、高パフォーマンスでプレゼンする姿に、教師は感動しないではいられないという想いを持った教師がいつのまにか揃ったと中込校長先生は先生方に絶大なる信頼を寄せる。
★中込校長先生は、理科の教師で、多くの教科書も手掛けている。今理数探究の教科書をつくるプロジェクトのメンバーでもあるということだ。和洋九段女子のSTEAM教育のエッセンスづくりにもなるということだ。もちろん、授業は当然PBLでなければならないという。PBLの和洋九段女子。そういえば、経産省の「未来の教室」のキーコンセプトはPBLだ。
★時代が和洋九段女子に追いついてきたということだろう。
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