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2019年7月22日 (月)

どうして日本の教育は変わらないのか。希望はあるのか?

★日本の教育がなかなか変わらないのは、文科省も学校現場も、何より教育ジャーナリストも、保護者も、わかりやすさという名のもとで、難しいことを説明することを無視しているからだ。難しいこととは、授業の中で、生徒が感性や知性を生成し、成長していく過程のメカニズムだ。

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★そこをわかりやすく説明してとばかり言って、自分たちは省略という編集をしてしまう。

★いつまでたっても、本質に行き着かない。

★本質とは、何か魂や本物のイデアみたいなものだと思って、熱くそのことを語る。それが教育を変えることだと思っている。

★しかし、それは本質ではなく、本質の入れ物だったり、名づけだったりする。

★問題は、その魂の容器の中にある世界生成の過程のメカニズムだ。授業の手順ではない。その手順の中に埋め込まれているメカニズムの解明なのだ。

★そして、日本の教育が変わるには、これをアップデートする教育イノベーションが必要なのだ。

★ほとんどのわかりやすさは、気やすめだったり、重要な事柄に対する無関心だったり、その場限りの安心安全欲求だったりする。

★しかし、その知性と感性が生成される授業のメカニズムについて対話できる先生や実は経営者が出現してきてもいる。このことに気づいている教育ジャーナリストも中にはちゃんといる。

★日本の教育が変われば、社会も変わる、世界も変わる。希望はこれからだ。

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