麻布の奥行 首都圏模試センターが取材。
★昨日、麻布の平校長に、首都圏模試センターの北氏(同センター取締役・教育情報部長)と山下氏(同センター取締役社長)がインタビューをした。その内容は9月に公開する予定だという。
★それにしても、麻布の奥行きは想像以上に深い。大学入試改革や未来予想など、世は喧しいが、そんなことは、1989年のベルリンの壁が崩れたときから予想し、着々と対応を考えてきた節がある。
★しかも、その対応の判断基準は、あくまで江原素六の建学の精神である。だから、英語教育も対話型授業もICTもグローバル教育も全部そのころからブラッシュアップしているし、そもそもリベラルアーツの現代化は、すでに麻布が新教養主義の一環としてつくりあげてきた土曜に行っている教養総合に結実している。
★探究だとか論文指導も、社会科の論文(あまり世の中に公開されていないかもしれない)や「論集」に象徴されている。
★だから、外部との連携において、相手が新自由主義やポピュリズムの延長上にあるとみなすと、厳しくはねのける。自由で世界に開かれてはいるが、なんでもありありではない。
★麻布学園内の自然状態と一歩外に出た後の契約社会との識別がはっきりしているし、精神の式典に対し、自由と言えども厳かな雰囲気を尊重する自由がある気がする。
★首都圏模試センターの記事が待ち遠しい。
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