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2019年7月17日 (水)

【未来を創る学校21】文杉、国本、神田女学園、それぞれのダブルディプロマを設定。

★首都圏模試センターのコラムに2校のダブルディプロマコースについての記事が掲載されている。1つは、文化学園大学杉並(以降「文杉」)の「居ながらにして2つの国の教育が受けられる、ダブルディプロマコース」で、もう1つは、「国本女子が来春2020年からダブルディプロマ・プログラムを導入へ!」。(国本女子は以降「国本」と表記)

★文杉はカナダのブリティッシュコロンビア州、国本はカナダのアルバータ州と提携している。すでに文杉の方は提携して5年経っていて、世界大学ランキング100位以内の海外大学や、ICUや上智大学など、著しい合格実績の成果を出している。

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(写真は、首都圏模試サイトから。文杉のDDコースの授業風景。)

★いずれ、首都圏模試センターに取材されると思うが、実は神田女学園でもダブルディプロマプログラムを発表した。こちらは、アイルランドの学校との連携で、アイルランドの高校に約2年間留学すると、神田女学園もアイルランドの高校も両方卒業したことになる。

★文杉がそうであるように、国本も神田女学園も。DDコースやDDプログラムを活用した生徒は、国内外の大学を留学生として受験できる。その結果が凄まじいことは、すでに文杉が証明済みだ。

★特に海外の有名大学への受験準備は、日本国内のように、知識偏重型の学びと違い、リベラルアーツ型で、論理的かつ創造的思考力まで養うことになる。したがって、欧米では、大学準備教育の位置づけは非常にアカデミックな雰囲気で、日本の受験勉強の雰囲気とは全く違う。

★2020年の大学入試改革も、前者の幅広く深い思考力を養う準備と接続することを目的としているが、まだまだ国内の高校の現場の意識が追いついていない。

★文杉や国本、神田女学園のように気づいたところが、先行して進むしか、日本の教育改革は先に進まないというのが現状だ。そういう意味で、このような海外と連携している学校に大いに期待がかかるのである。

 

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