品川翔英のために 柴田哲彦先生副校長に就任
★2020年度から、小野学園女子中学校・高等学校は、共学化し、校名も「品川翔英中学校」・「品川翔英高等学校」(以下「品川翔英」と記す)となる。改革コンセプトは「未知の世界に挑戦する気概を持った未来志向の若者を育む」。
(上記写真は、同校サイトから)
★そして、今回、この新たに生まれ変わる品川翔英の準備と進化を学内の先生方と共にタッグを組んでいく副校長として柴田哲彦先生が着任した。
★このような未来志向型の教育改革を牽引する教育者は、今や東京の受験市場では受け入れられているし、もともと柴田先生はこのタイプのリーダーとして認知されている。したがって、東京エリアで仲間も相当多い。20年くらい前からこの方向性で活躍しているから、その当時の仲間は、今ではそれぞれの学校で校長・教頭になり、革新的な教育を生みだしている。
★創立者・理事長小野安之助先生と初代学校長小野進子先生が創り上げてやがて90周年を迎えようとしている。
★柴田先生は、改革と言っても、すでに質の高い教育が存在し、教師も生徒も柔らかい人間力を有している学校がゆえに、それに基づいてアップデートするということだと思っていると。なぜアップデートかと言うと、今後テクノロジーの進化が凄まじいわけで、そこで必要な能力資質は、ソフトスキルだと言われているし、私もそうだと思うと。
★つまり、人間関係形成力や想像力、協調性、コミュニケーション能力などのソフトスキルがこれからは重要であるし、さらにサイエンス的な思考力も大切である。実はこれはもともと小野学園が創り上げてきた教育であるから、それをさらに新たなテクノロジーと統合しながら発揮できるようにアップデートすることが重要だと。もっとも、すでにその方向性は先生方が考えていることであるから、自分の役割は、先生方のやろうとしていることをサポートすることだし、こんなに良い教育が行われていることが、まだまだ市場には知られていないから、市場における評判作りをしていくことであると。
★伝統と革新の統合ということだろう。校舎を少し見学させていただいたが、たしかに豊かなキャンパス。訪問したのは土曜の夕刻だったが、高3生が自学自主をしていた。各教室には電子黒板用のプロジェクターが設置されていたので、授業で活用された場合、今までとは違いますかとたずねたら、「先生方は、多様なメディアを映し出して授業を展開してくださるので、幅広い世界がひろがって、おもしろいですよ」と即答。
★品川翔英としてスタートする準備として、wifi環境もかなり充実しているという。確かな学力と豊かなソフトスキルがICTというテクノロジーと相乗効果を生みだす期待が高まった。
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