ノートルダム女学院 ダイナミックに変わる準備始まる。
★哲学の道を横切り坂を歩いて、さらに霊鑑寺を左に登っていくと、ノートルダム女学院中学高等学校がその姿を現す。紅葉の季節が似合いそうな閑静な山荘を思わせる佇まい。
★そんな静かな雰囲気のキャンパスの一室で、熱く語り合うチームがあった。それは21世紀型教育推進委員会の集いだった。数々のカトリック学校の改革を手掛け、今回ノートルダム女学院の常任理事に就任し、再び改革の準備を始めた。
★高橋先生の改革は、経営的手腕の発揮とそれと同期・共振する革新的教育の質を高めていくビジョンのDNAのような螺旋を描いていくシナリオライティングがベース。
★特に今回のノートルダム女学院は、先生方がそれぞれPBL型授業を研究して実施しているため、そのアップデートをどのように共創造していくかという点と大胆な広報戦略の同時進行で展開できると考えている。
★教育の質のアップデートは、カトリックの精神の核心である、初めにロゴスありきを現代化することである。だから英語と日本語の両方の言語による思考型の学びの追究ということになる。
★その追究の手初めに授業リサーチを行ったり、委員会の各メンバーの学びのコアモデルを共有していった。今回もハーバード大学の大学教員の授業力をリサーチしているセンターがサポートしている中高の教員のためのアクティブラーニングの方法論を掲載しているサイトを活用して、そのコアモデルをモニタリングしていった。
★すると、教科によっても、教師によっても独自のPBL型授業のシークエンスが表現された。それを共有しながら、シークエンスを織りなす幾つかのアクティビティの理由や目的がみえてくる準備を整えた。
★次回は、各メンバーが自身のシークエンスを織りなしたそれぞれのアクティビティの理由や目的を整理してプレゼンすることにした。各人のオリジナリティがハーバード大学の方法論によって、世界標準であることが了解できると同時に、その理由や目的がPBL授業そのものの「存在理由」を炙り出すことになるだろうと仮説をたてている。
★高橋先生は、PBLが必要な理由を、最終的には、個々の授業のアクティビティの理由を統合した形として表現できるのではないかと予感している。この質を大胆な広報戦略に結びつけることによって、ノートルダム女学院の京都の生徒にとって極めて重要な「存在意義」が顕在化するはずだと確信している。
★すなわち、目に見えない最も大切な精神を共有する教育メカニズムを可視化することになるだろう。
★高橋先生がノートルダム女学院の改革にあたって、「女子教育」の革新の重要性についてその想いを本という形にして出版した。意外にも明治以来の日本の女子教育はそのままの状態で温存されてきてしまった。今、ノートルダム女学院が、これからの女性にとって重要な学びの環境を、日本で初めてデザインすることになる。
★そのビジョン共有を同校の先生方と開始したのである。
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