【思考力革命01】学びの組織を選ぶあるいは創る時代 well-being=CCTCと自然と社会の循環
★クリティカルシンキングやクリエイティブシンキングの思考の構造(CCTCと呼ぼう)が身体脳神経系全域に張り巡らされることが要請される時代。このことの良し悪しは論じたければ、それはお任せする。
★そして、この身体脳神経系に張り巡らされたCCTCは自然に結びつきAI社会にも結びつく。CCTCと自然とAI社会と有機的に結合し循環することによってwell-beingが到来する。つまり、well-being=CCTC×自然×AI社会という関数でビジョンを描いておく。
★それゆえ、こういうCCTCと自然とAI社会の循環のシミュレーションができる学びの環境を組織する必要が、今の子供たちにはある。もはやたしかに、それは従来の学校でなくてもよい。スーパーアスリートのように、学校に行かなくても(高校卒業資格がまだ必要な社会だから、そこは通信制高校などを活用するが)、チームでサポートして学びの組織を創り上げるのでもよいだろう。資金があればできてしまう時代だ。
★学びの組織は、自前で創り上げることができる時代である。
★しかし、資金がなかった場合公立学校にいけばよいし、年間1000万くらい学費を払うことができなくても、その10分の1は投資できるというのであれば私立学校を選べばよい。ここに学びの組織を選ぶという選択肢もある。
★学校は、今改革を行っていて、公立学校もラジカルな校長が脚光を浴びている。私立学校はどんどんCCTCを学べる環境を創っている。しかし、まだまだ公立学校は改革が広まっているわけではない。だから、それを補完するために、新しいCCTCを養う塾が必要となるだろう。少しずつでき始めている。
★塾に行く資金を、私立学校に回して、CCTCを養う学びの組織がある私立学校を選ぶこともできる。ただし、私立学校もまだまだ上の表にあるように、Aタイプのような国内大学進学準備だけの組織もあるし、ある程度才能のある生徒にとっては、Bタイプのような学びの組織を選べば、生徒が勝手にCCTCを開花するという学校もある。ここはまだ国内大学進学準備教育しか行っていない。
★学校に入る前は、まだどういう才能が開花するかわからないが、子供の才能を見出したいと思う場合は、才能はすべての子供たちにあるから、一人一人の才能を一緒に見つけ、学びの組織によって花開くようになるCタイプの学校を選ぶということもできる。CCTCを大切にする場合、このような私立学校を探すとよい。
★自らCCTC×自然×AI社会の学びの環境を創るか、そういう環境を選択するか。未来における子供たちのかけがえのない価値を生み出す準備はいまここから始めるのがよいのではないかと思うのである。それがようやくできるというCCTCベースの思考力革命が今起きているのだ。
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