【未来を創る学校14】八雲学園 多様かつグローバルな経験が才能を開く理由
★今や八雲学園があのRS(Round Square)の加盟校であること及びその重要性に注目するメディア関係者も多くなった。このRSの加盟校になるというコトは、IDEALSという理念と同じ理念を八雲学園が共有しエチルからというコトがある。IDEALSを創っていったから加盟校になったというより、もともともっているから、どうぞということだろう。
(生徒が前のめりになる授業)
★そして、なによりその理念を実現していく探究プログラムという学びの旅をすることによって、生徒は12能力を発見し、身につけていく。
★その12の能力が、上記のすてきなイラストに刻まれている。これはRSのサイトに掲載されている。
inquisitiveness
tenacity
courage
compassion
inventiveness
ability to solve problem
self-awareness
sense of responsibility
appreciation of diversity
commitment to sustainability
communication
team-working skills
(探究心、粘り強さ、勇気、思いやり、創意工夫、問題解決能力、自己への気づき、責任感、多様性の理解、持続可能性への取り組み、コミュニケーション、チームワークのスキル)
★おそらくこれは、IBの10の学習者像にも通じる。まさにグローバル人材の中核の魚力である。
★しかしながら、これは、多くの経験をすれば、誰もが発見でき、体得できる能力化というと、そうは話はうまくいかないのは、想像に難くないだろう。
★では、どうして八雲の生徒は、体得できるのだろう。
★その理由は、ミニ説明会と同時開催の体験授業を見学した時に気づいた。それは「教師の才能媒体力」だ。私が見学したのは理科の実験だった。ちょうど液体窒素をつくった多様な現象発生の実験をしていた。どんどん新たな現象が生まれ、そのたびに生徒は驚き、間髪にいれずに、「どうしてこうなったと思う?」「今度はさっきの現象とどう違う?」「それはなぜ?」そして、「そうそう」「いいねえ」「よく気づいたね」と現象の驚きと法則の発見の喜びが実験室の空間を舞う。
★ああ、これだ。好奇心、開放的精神、なぜだろうという3つの要素が創り出す内発的モチベーションがあふれ出る授業。教師は子供たちの才能が触発される触媒の仕掛けを創意空しているのである。
★こういう思考がどんどん生まれて成長する環境設定が実に巧い。これがいわゆるGrowth Mindsetということなのだろう。八雲学園の多彩な体験による才能開花のねっこには、このGrowth Mindsetを仕掛ける教師がいる。
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