教師の雰囲気(03)かえつ有明の無私で穏やかな教師チーム②
★かえつ有明のキャンパスは、尖塔があって。その中を螺旋階段が走り、各階につながっている。その階段には、各ステップごとに壁の穴があって、そこに図書館司書の方々のメッセージが一定期間ごとに陳列される。ちょっとした知のギャラリー。
★今回は、2階から3階に移動するときに最初に出遭ったのは、ブラックハットだった。
★いきなり否定的思考に出迎えられギクッとしたが、ついにかえつ有明は、強いハートも生成し始めたのだとすぐに感じた。Six Thinking Hatsという6つの思考のアプローチによるディスカッションのメタ認知を活用しているのだなと。階段をあがっていくと、次々と違う思考様式が現れた。おもしろいなあ。
★もし、ブラックハットを装着するよと宣言しないと、否定的なことを言いやがってと、そのつもりもないのに、そこにルサンチマンが生まれる。だから共感的コミュニケーションを行うには、思考のアプローチを見える化し、できればロールプレイを行っていけば、そういうっているのは、ロールであって、メンタルモデルのせいではないということがわかる。はれものをさわるような気遣いも無用だ。
★人の性格や権威や肩書に思考のアプローチが属するのではなく、あくまでロールに帰着する。
★そして、このあと共感的コミュニケーションはしなやかで強くなっているのだなと実感する機会が訪れた。
★それにしてもBig 6といい6 Thinking Hatsといい、タキソノミーといい、かえつ有明は3の倍数で一貫している。ハートとプラグマティズム。この秘密は、意外と知られていない。
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